遺品整理にお悩みの方へ!~遺品整理の時期とやり方のポイント~

0
はてなブックマークに追加
0
Twitterでシェア
0
Facebookでシェア
0
Google+でシェア
LINEで送る
遺品整理

人が亡くなったとき、子ども・親・兄弟・姉妹・親戚などつながりが深い人間が行うのが遺品整理です。けれども、遺品整理に慣れている…という人はあまりいないので「何から手を付けていいのかわからない」とお悩みの人がほとんどでしょう。そこで、ここでは、遺品整理の時期や方法などの知識をご紹介します。

  1. 遺品整理とは
  2. 遺品整理を行う時期
  3. 遺品整理のやり方
  4. 不用品の処分方法
  5. まとめ

1.遺品整理とは

亡くなった人が使用していた日用品・衣類・装飾品・趣味の道具などはただの「もの」ではなく、大切な思い出が詰まった「遺品」になります。

そして、遺品整理とは、亡くなった方の葬儀などが済み落ち着いた時期に家族や親戚など故人に近い人たちが整理をすることです。

遺品整理をするときには、遺品を遺族でわけ合う「形見分け」をします。ただし、最近ではさまざまな事情のために自分で行うことができない人も多く、プロに遺品整理を依頼するケースも増えてきました。

2.遺品整理を行う時期

2-1.早めに行ったほうがいい場合

遺品整理は「◯◯日までに終わらせること」というルールはありません。一般的には、故人の葬儀と四十九日などが無事に終了したタイミングで行うケースが多いようです。しかしながら、悲しみのあまり、なかなか手を付けられないという人も少なくありません。そこで、百か日法要や1周忌に行う人もいます。

故人が一軒家に住んでいる場合は、気持ちが落ち着いてから行ってもいいでしょう。ただし、故人が賃貸物件に住んでいた場合は、契約を解消して退去手続きをしないと家賃が発生してしまいます。できるだけ早い時期に遺品整理を行うほうがいいでしょう。

2-2.相続税が発生する遺品は10か月以内に

故人の遺品には、相続税がかかる品物があることも少なくありません。相続税がかかる遺品とは以下のようなものになります。

  • 現金・預貯金・有価証券・宝石・土地・家など。
  • 貸付金・特許権・著作権など。
  • 故人の死亡退職金・保険料を負担していた生命保険の死亡保険金など。

以上のように「金銭に見積もれるもの」は相続税の課税対象になります。故人が亡くなった日から10か月以上たつと重加算税がかかるので注意してください。

3.遺品整理のやり方

3-1.遺品整理をする前に

遺品整理をはじめる前に行っておきたいことがあります。遺品整理は家族や親戚で行うことがほとんどです。そのために親族間トラブルも起こりやすく、実際に遺品整理や形見分けが原因で大きなトラブルになっている例もたくさんあります。以下のことに注意しましょう。

3-1-1.事前に連絡をする

遺品整理に着手する前には、必ず家族や親戚連絡をしましょう。

  • 誰が中心になって遺品整理をするのか。
  • いつ行うのか。
  • 遺品整理に参加したいか。
  • 形見分けで希望するものはあるか。

などを身近な人に連絡してください。

3-1-2.遺言書の有無を確認する

故人が遺言書を残している場合は、遺志にしたがって財産像続や形見分けを行う必要があります。もし、遺品整理をしている途中で封印されている遺言書が見つかった場合は勝手に開けてはいけません。

家庭裁判所に持参し、「相続人立ち会いの元に開封」してください。遺言書は勝手に開ける・中身の書き換え・破棄などの行為をすると罰金を科せられたり、相続の権利を失うこともあるので気を付けましょう。

前項でもご紹介したように、相続税がかかる遺品は10か月以上たつと重加算税がかかります。速やかに遺産相続に関する手続きを行ってください。

3-2.形見分けをするものを選ぶ

故人の洋服や着物・装飾品・趣味の道具・愛用品・写真やアルバムなどは思い出がたくさん残っているものです。そこで、最初に形見分けをしたいものを決めましょう。

そして、家族や親戚、故人との親交が深かった友人などに形見分けをします。後でもめごとが起こらないように相談をしながら分配してください。

3-3.家具や家電、日常品などの処分

形見分けの対象外となる、家具や家電、日常品などは処分する必要があります。ただし、ゴミとして廃棄するのはもったいないものも多いでしょう。新しいものや未使用なもの、まだ使用できるものなどはリサイクルショップなどに売却する、寄付するなどの方法もあります。

また、古い家電を処分するときは粗大ゴミでは出せないものもあるので要注意です。家電リサイクル対象家電(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機など)は近所の電気店や家電量販店に引き取りを依頼してください。

古い家具などは粗大ゴミとして処分できます。

3-4.デジタル遺品の処分

デジタル遺品とは、故人が使用していたパソコンや携帯電話などに残されたデータのことを指します。

たとえば、メール・文章・写真・動画や、銀行口座・株券の電子化・SNS・趣味やショッピングの会員などが挙げられるでしょう。

さまざまなデータは放置しておくとトラブルが起こることもあります。

  • 資産価値のあるデジタル遺品…インターネットバンキングの口座や株券などは遺産になります。また、故人が借り入れやFXで損をしている場合には借金となります。マイナスになる遺産は相続放棄の手続きをしましょう。
  • SNSやブログ…故人が亡くなったことを告知する、アカウントを削除するなどの対応をしてください。
  • 会員の退会…趣味やショッピングサイトの会員になっていて月会費、年会費が自動引き落としされる場合は退会手続きを行ってください。
  • メールや写真…基本的には見ないで処分するほうがいいのですが、写真や動画などの思い出があるものはコピーしてもよいでしょう。

パソコンなどを処分するときには必ずデータを消去してから廃棄や売却をしてください。故人からパスワードを聞いていないのでパソコンを開けない場合、家族と契約を交わしたうえでデータを取り出すサービスを行っている会社もあります。

4.不用品の処分方法

遺産相続や形見分けも終わったら、残されたものは不用品として処分します。故人が賃貸物件で暮らしていた場合は、速やかに処分し掃除をしてから引き渡しをしなければなりません。不用品はどのよに処分すればいいのでしょうか。

4-1.リサイクルショップに売却

前項でも触れたように、新品やまだ使用できるものなどはリサイクルショップに売却する方法があります。売却する前に親族で欲しい人がいないか事前に確認しておきましょう。

4-2.行政のゴミの日に出す

燃えるゴミ、燃えないゴミ、粗大ゴミに仕分けをしてから行政のルールにしたがい収集日に収集場所に出してください。賃貸マンションなどはゴミ出しにルールを設けていることもあるので確認しましょう。

4-3.遺品整理に対応している不用品回収業者に依頼

遺品整理で大変なのは、形見分けをした後の不用品の処分でしょう。というのも、時間がかかるので故人宅が遠方にある、仕事や育児があるので時間をかけられない…という事情を持つ人が多いからなのです。また、不用品の仕分けをしてゴミに出すのは体力や人手も必要となります。

自分ですべてを行うのは難しい場合は、遺品整理に対応している不用品回収業者に依頼してはいかがでしょうか。また、不用品ではあるもののゴミとして処分するのはしのびないと感じる遺族のために「供養をしてから処分するサービス」を行っている業者もいます。

依頼するときには…

  • 遺品整理士認定協会から認定を受けた遺品整理士がいる会社。
  • 会社のホームページに会社の所在地・電話番号・メールアドレスなどを明記している。
  • 字算に無料見積もり・査定を行っている。

業者を選びましょう。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。遺品整理には慣れている…という人はほとんどいません。初めてのことであわててしまう人のほうが多いでしょう。

ご紹介した内容は、遺品整理に着手する前に知っておきたい基礎知識です。遺品整理とは何か、何から手を付ければいいのか、いつから行えばいいのかなどの流れはおわかりいただけたかと思います。

遺品整理は親族間で行うことが多いのでトラブルも付きものです。事前に連絡をするなどの準備はおこたらないことがトラブル回避になります。

遺品整理は精神的にも肉体的にも大変なものです。生活に支障をきたすこともあります。そんな場合は、無理せずプロに依頼してすばやく遺品の整理や処分をしてもらうこともおすすめです。