遺品を買取してもらいたい人必見!売却可能な遺品や業者の選び方を解説

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遺品の処分方法には廃棄のほかに買取してもらう方法があります。「遺品整理に費用がかかるので、遺品を買取してくれると助かる」と思っている人も多いことでしょう。しかし、買取してもらうことができる遺品は限られています。「どんな遺品が買取対象なのか知りたい」「遺品の買取相場を知りたい」という方のために、今回は遺品の買取について詳しく解説しましょう。

  1. 遺品を買取に出すメリット
  2. 買取できる可能性が高い遺品
  3. 遺品を高く売却するコツ
  4. 遺品は遺族の許可を得てから売却する
  5. 遺品買取業者を選ぶポイント
  6. 遺品買取に関するよくある質問

この記事を読めば、売却できる可能性が高い遺品のほか、買取業者の探し方なども分かります。遺品整理に悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考に遺品整理業者や買取業者を選んでみてください。

1.遺品を買取に出すメリット

はじめに、遺品を買取に出すメリットを紹介します。遺品を買取に出すことで、どのような利点があるのでしょうか?

1-1.遺品整理の費用が浮く

遺品整理には、お金がかかります。今は、粗大ゴミの回収は有料という自治体も増えました。また、洗濯機や冷蔵庫など家電リサイクル法の対象になっている家電は、リサイクル料を支払って家電量販店等に回収してもらわなければなりません。業者に遺品整理を依頼すれば、数万円~数十万円の費用がかかります。売却できる遺品を買取してもらえば、遺品整理の費用がそれだけ節約できるでしょう。

1-2.本当にほしい人のところに届く

中古でも一定の値段がつくものは、すでに新製品が作られないものもあります。一例を挙げると、絶版になった本や生産が終了した家電・美術品などです。遺品を買取してもらうことで、本当にほしい人の手に渡ることができます。不要だからと廃棄するより有意義です。

1-3.エコになる

不用品をゴミに出すと、その多くが焼却されます。二酸化炭素も発生し、地球温暖化を促進するでしょう。遺品を買取に出せば、処分する量も減らすことができ、エコにもなります。

2.買取できる可能性が高い遺品

では、どのような遺品が買取対象になりやすいのでしょうか?この項では、その一例を紹介します。

2-1.貴金属類

金やプラチナなどの貴金属類は、買取してもらえる可能性が最も高い遺品です。アクセサリーやコインなどに加工されていつものでもかまいません。地金の量で値段が決まるので、アクセサリーのデザインなどは関係なく重さで買取されることが一般的です。

2-2.ブランド品

エルメスやルイヴィトン・シャネルなどのハイブランド品は中古でも一定の需要があります。ただし、服は流行があるので、あまり古いものは売却できません。バッグやアクセサリーなどのほうが買取してもらえる可能性が高いでしょう。

2-3.趣味の品

釣りざお・ホビー類・書物などの趣味の品には、思わぬ高値がつくこともあります。特に、カードゲームは種類によってはプレミアがつくこともあるでしょう。趣味の品が大量にある場合は、いちど専門業者に鑑定してもらうのがおすすめです。

2-4.古美術品

古美術品も、高値がつくことがあります。ただし、偽物も多いので専門業者でないと買取できないというケースが多いでしょう。

2-5.新しい家電

製造後5年以内の家電は中古でも需要があります。売却できる可能性が高いでしょう。ただし、スピーカーやアンプなど、一部のAV機器は年数がたっているものでも需要があります。

3.遺品を高く売却するコツ

では、遺品を高く買取してもらうにはどうしたらいいのでしょうか? この項では、その一例を紹介します。

3-1.まとめて売却する

遺品は1点ずつ売却するよりまとめて売却するほうが値段がつきやすい傾向があります。家電なら家電、ブランド物ならブランド物とまとめて売却しましょう。

3-2.新品に近い状態にして査定を受ける

新品に近い状態のほど査定額が高くなる傾向があります。査定を受ける場合は、外箱など付属品をできるだけそろえておきましょう。ブランド物の場合はギャランティカードなども必要です。

3-3.買取実績が豊富な業者を利用する

売却したい遺品の買取実績が豊富な業者を利用しましょう。買取実績が豊富ということは、販売ルートもきちんと持っているということです。販売ルートが確立されていれば、常に一定の需要がありそれが増えれば高価買取も期待できます。

4.遺品は遺族の許可を得てから売却する

遺品は、故人が「特定の遺族に形見分けとして渡してほしい」と思っているものもあります。また、遺族の中には「この品を形見としてほしい」と思っている人もいるでしょう。遺品は遺産のように分配方法や分配できる人が法律で定まっているわけではありません。だからこそ、トラブルに発展することもあります。必ず近しい遺族の許可を取ってから売却しましょう。

5.遺品買取業者を選ぶポイント

遺品を買取しますという業者はたくさんあります。この項では業者を選ぶポイントの一例を紹介しましょう。

5-1.売却したい遺品の買取実績が豊富

前述したように、売却したい遺品の買取実績が豊富な業者ならば、間違いありません。特に、古美術品・ホビー類・古書などは買取業者によって値段に差が出やすいものです。よく業者を探しましょう。

5-2.口コミなどの評判を確認する

今は、悪評もすぐにネットで広まります。業者の候補が絞れたら、ネットで名前を検索してみましょう。悪評が多い業者は選ばないほうが賢明です。口コミサイトやグーグルサーチなどでも調べてみましょう。

5-3.遺品整理と買取の両方を行っている御者を選ぶ

ゼロプラスのように遺品整理と買取の両方を行っている業者もあります。できるだけ手早く遺品整理から売却まで行いたい場合は、両方を行っている業者を利用しましょう。そうすれば、遺品整理しながら査定をしてもらえます。早ければ1日で遺品整理と売却が終了するでしょう。買取額は遺品整理の費用から引いてもらえます。

6.遺品買取に関するよくある質問

この項では、遺品買取に関するよくある質問を紹介します。

Q.貴金属は遺産にならないのですか?
A.貴金属は資産価値が正確に判明しているものは、遺産に該当することもあります。

Q.売却が難しい遺品はあるでしょうか?
A.ノーブランドの洋服や元値が高くても古い洋服・背広など、流行があるものは売却が難しくなります。

Q.家具は売却できませんか?
A.伝統工芸の家具やブランド家具ならば売却できる可能性が高いでしょう。

Q.未使用ならば下着類なども売ることができますか?
A.新しいもので100着ほどまとまったものならば、業者によっては買取してもらえることもあるでしょう。

Q.貴金属はどんなデザインでも売却できますか?
A.はい。地金の量で重さが決まるのでデザインは関係ありません。

まとめ

今回は、遺品の買取について解説しました。売却できる遺品は買取してもらったほうがエコでもあり、本当にほしい人の手にものが渡るというメリットもあります。遺品整理と買取を両方行っている業者に依頼すれば、整理と買取が一度に行え、手間も省けることでしょう。