遺品整理業者の選び方は? 良質な業者を見極めるポイントを徹底解説

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故人の死後、悲しみの中で行わなければならないのが、遺品整理です。遺品整理を自分で行うのが難しい場合、遺品整理業者に依頼することになります。遺品整理業者はサービスや質がさまざまであるため、良心的な業者を選ぶことが大切です。とはいえ、どのようなポイントに注意して選べばいいのか、どう比較したらいいのかなど、業者選びに関する疑問が出てくるでしょう。

そこで、本記事では、遺品整理業者の選び方や良質な業者を見極めるポイントなどをご紹介します。

  1. 遺品整理業者と不用品回収業者の違い
  2. 悪徳業者を見極めるポイント
  3. 遺品整理業者の探し方
  4. 費用の安さ・高さによる業者の違い
  5. 遺品整理業者を選ぶポイント
  6. 遺品整理でよくある質問

遺品整理のニーズが高まり、業者の数も増加しています。中には悪徳業者もいるため、見極めが重要です。 悪徳業者に引っかからないよう、良質な業者選びのポイントをしっかり覚えておきましょう。

1.遺品整理業者と不用品回収業者の違い

まず、遺品整理業者と不用品回収業者の違いについて解説します。

1-1.不用品の回収を主に行うのが不用品回収業者

不用品回収業者は、不用品の回収を主に行う業者です。家具・家電・生活雑貨など幅広く取り扱っており、大量のゴミでも迅速に出張回収を行います。即日対応が可能など、スピーディーに不用品の処分を行ってくれるのが特徴です。不用品は回収後、業者によってリユースもしくは廃棄されます。

1-2.故人を偲(しの)び、供養をするのが遺品整理業者

遺品整理業者は、遺品整理で出た不用品でも、ゴミとして扱いません。1つずつ丁寧に選別し、大切な品を親族に手渡してくれます。また、遺品整理で出た不用品は、故人を偲び、供養をしてもらえるのが特徴です。また、遺産相続に必要な貴重品や形見の品などを確実に捜索してもらえます。

2.悪徳業者を見極めるポイント

遺品整理業者の数が増え、悪徳業者の横行も目立つようになりました。悪徳業者を見極めるポイントをご紹介します。

2-1.大まかな料金しか伝えてくれない

見積時に大まかな料金しか伝えてくれない業者は、正確な料金が分からないため、想定外の料金トラブルが発生しやすいので注意しましょう。作業終了後に追加料金の発生や、法外な料金請求などがなされる危険性があります。

2-2.対応が遅い

質問や問い合わせに対し、対応が遅い業者は避けてください。遺品整理を依頼しても、十分なサービスが受けられる可能性は低いでしょう。また、悪徳業者に依頼してしまうと、遺品整理で盗難被害や大切な品の紛失などが起こる場合があります。

2-3.事業所を構えていない

事業所を構えていない業者は、トラブルが起こりやすい傾向があります。連絡先が携帯電話だけでは、遺品整理で何かあっても、責任の所在がはっきりしないため、業者に事実関係を確認するのが難しくなるのです。

3.遺品整理業者の探し方

遺品整理業者は、どんな方法で探せばいいのでしょうか? 探し方についてご紹介します。

3-1.インターネットで探す

インターネットを使えば、遺品整理業者を簡単に探すことができます。「遺品整理業者 地域名」などのキーワードで検索し、近場の業者をピックアップしましょう。

3-2.クチコミや評価をチェックする

業者をインターネットでいくつかピックアップしたら、クチコミや評価などを比べてみましょう。実際に利用した方の声を確認することで、高評価を得ている業者を探すことができます。

3-3.一般社団法人遺品整理士認定協会で紹介してもらう

遺品整理に関する知識やノウハウを熟知した遺品整理士という資格があります。遺品整理士は、一般社団法人遺品整理士認定協会の認定資格です。同協会では、遺品整理士が在籍している業者を紹介しています。有資格者がいる良質な業者に出会うことができるでしょう。同協会へは、電話で問い合わせができます。業者選びに迷ったら相談してみましょう。

4.費用の安さ・高さによる業者の違い

業者によって遺品整理にかかる費用には差があります。費用に差が生じる理由を考えていきましょう。

4-1.コストダウンのために自社努力をしている

作業効率の向上・無駄な人件費の削減・最小限のトラックを運用など、自社でコストダウンのための努力をしている場合、費用が安くできる傾向があります。自社スタッフを教育し遺品整理に必要な資格を取得することで、外部委託を極力減らしていれば、余計な出費を抑えられるため、料金設定を安くできるのです。

4-2.無理な営業スタイルで費用を安くしている

業者の中には、無理な営業スタイルを貫き、費用を強引に安くしているケースがあります。本来必要な作業員数を削減し、少人数で厳しい作業をするなど、現場での負担が大きい場合があるのです。また、悪質なケースでは、不用品として回収したものを適切に処理せず、不法投棄などを行って経費を削減しています。不用品処分にかかる費用をごまかし、無理やり利益を上げようとするのです。不法投棄は犯罪であるため、悪質な業者にはかかわらないようにしましょう。

5.遺品整理業者を選ぶポイント

遺品整理業者は、どのようなポイントを意識して選べばいいのでしょうか? 業者を選ぶ基準などをご紹介します。

5-1.サービス面

遺品整理は、不用品を仕分けて処分する単純な作業ではありません。故人を偲び、遺族が心の区切りをつけるために行うものです。業者を選ぶ際は、遺品を丁寧に扱い、回収したものをきちんと供養してくれるかなど、サービス面も重視しましょう。

5-2.遺品整理士の有資格者がいる

遺品整理士は、遺品整理の専門家です。有資格者が常駐している業者であれば、遺品の取り扱いや供養に関する知識や経験が豊富であるため、安心して依頼することができるでしょう。有資格者の有無も、業者選びの基準にしてみてください。

5-3.ハウスクリーニングまで含めた料金設定になっている

故人が賃貸などに居住していた場合、遺品整理後に家の明け渡しをしなければなりません。良心的な業者であれば、ハウスクリーニングを含めた料金で提案してもらえます。見積時に内訳を確認し、作業範囲などをしっかり確認することが大切です。

6.遺品整理でよくある質問

遺品整理に関する質問を集めました。

Q.遺品整理後の供養に費用はかかるのか?
A.かかる場合とかからない場合があります。合同供養であれば無料、個別供養であれば2万円程度など、業者によって料金設定はさまざまです。見積時に供養にかかる費用を確かめておきましょう。

Q.遺品整理と生前整理を請け負う業者は同じ?
A.両方を手がけている業者が多くなっています。とはいえ、遺品整理と生前整理ではやり方や目的が異なるのです。業者の業務内容をチェックし、実績などを確認してから依頼しましょう。

Q.遺品整理で出た不用品は買取してもらえないのか?
A.業者によっては、買取に応じてもらえる場合があります。ただし、遺品の買取ができるのは、古物商の許可を持った業者だけです。遺品の買取を希望する場合は、複数の業者で査定を受け、買取価格や対応などを比べてから依頼しましょう。

Q.ゴミ屋敷化している場合、遺品整理にかかる費用は高くなるのか?
A.はい、高くなります。ゴミの片付けや撤去に時間と手間がかかるからです。通常の遺品整理より数万〜十数万円余分に費用がかかることを想定しておきましょう。現地調査をしてもらい、正確な金額を算出してもらうことが大切です。

Q.遺品整理業者は自宅から近いところを選んだほうがいいのか?
A.はい、なるべく近隣の業者を選んだほうがいいでしょう。対応エリア外の業者に依頼してしまうと、出張費用が高額になる可能性があるからです。近隣の業者から数社をピックアップし、見積もりを出してもらいましょう。

まとめ

遺品整理のニーズが高まり、遺品整理業者の数も増えています。中には、不法投棄を行うなどして、無理に料金を安くしている業者もいるでしょう。業者を選ぶ際は、自社努力でコストダウンに努めている・対応などが誠実・サービス面が充実していることを確かめておくことが大切です。業者選びのポイントをしっかり理解し、良心的な業者を見つけてください。