葬儀社の選び方が知りたい! 探し方や見積もりを取る際の注意点も解説

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「葬儀社はどこを選べばいいのか?」と悩んでいる方は多いでしょう。さまざまな葬儀社がありますが、それぞれ特徴や種類が異なります。また、葬儀はスムーズに進めることが大切なので、選ぶタイミングや探し方も事前に把握しておきたいところです。

そこで、本記事では、葬儀社の選び方や選ぶタイミングなどについて解説します。

  1. 葬儀社はどんな種類があるのか?
  2. 葬儀社を選ぶタイミングと探し方
  3. 葬儀社を選ぶポイントは?
  4. 葬儀社から見積もりを取る際に気をつけること
  5. 葬儀社の選び方に関してよくある質問

この記事を読むことで、葬儀社を選ぶ際のポイントが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.葬儀社はどんな種類があるのか?

まずは、葬儀社にどんな種類があるのか基本情報をチェックしておきましょう。

1-1.特別な資格がなくても葬儀社ができる

最初に押さえておきたいポイントが、葬儀社は特別な資格がなくても営業できることです。葬儀社とは葬儀を執行する会社を指しており、葬儀屋・葬祭業とも呼ばれています。葬儀の執行には公的な資格などが必要ないので、誰でもどのような会社でも葬儀社を名乗って営業が可能です。そのため、国や地方公共団体の許認可や届出も必要ありません。誰でも営業できるからこそ、内容や費用・サービスがさまざまです。故人を見送る大切な葬儀を行うには、価値観に合った葬儀社に依頼する必要があります。

1-2.葬儀専門業者

さまざまな葬儀社がありますが、最も数が多いのが葬儀専門業者です。葬儀専門業者の多くが小規模企業となっており、常用雇用者が10人未満となっています。葬儀専門業者は名前のとおり、葬儀を専門に行っている業者のことです。全国規模の団体として、葬儀専門業者によって構成された全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)があります。平成26年1月現在で会員数は1,372社です。

1-3.冠婚葬祭互助会

葬儀社の中には、冠婚葬祭互助会といわれる種類があります。互助会は経済産業大臣より許可を受けて、葬儀サービスの提供を目的とした前払い式特定取引業を営んでいるのが特徴です。つまり、互助会は会員が毎月掛け金を積み立てて、その積立金をもとに葬儀を行ってくれる葬儀社となります。積立金の半分は、万が一会社が倒産しても保全される仕組みです。「経済産業大臣から許可を受けているから安心」と思われがちですが、経済産業大臣の許可はあくまで会員から積立金をとる営業方式を認めたものなので、葬儀社としての良しあしとはまったく関係ありません。

2.葬儀社を選ぶタイミングと探し方

ここでは、葬儀社を選ぶタイミングと探し方を解説します。

2-1.基本は遺体を安置してから選ぶ

葬儀をスムーズに行うため、早めに葬儀社を選んだほうがいいでしょう。一般的に、自宅・病院で亡くなった場合には、まず遺体を安置してから葬儀社を決めることになります。ただし、ここで気をつけてほしいのは病院で亡くなったケースです。病院の霊安室は半日ほどしか安置できないため、最終的には自宅または葬儀場へ遺体を搬送することになります。病院は遺体を搬送してくれないので、葬儀社に任せることが多いでしょう。

2-2.生前に葬儀を契約することも可能

一般的に、故人が亡くなってから葬儀社を選ぶことになりますが、最近では生前に葬儀を契約するケースが増えています。葬儀社の多くは、生前契約が可能です。葬儀社の担当者と事前に話し合いをしておき、どのように葬儀をするのか決めることができます。そして、当日は家族がそのとおりに葬儀を行うという流れです。生前整理が注目されているように、生前に葬儀の契約を行うことで自分の理想をそのまま実現できるメリットがあります。

2-3.ケースバイケースで異なる葬儀社の探し方

葬儀社の探し方は、ケースバイケースです。たとえば、以下のような探し方があります。

  • 病院からの紹介による葬儀社
  • 知人からの紹介による葬儀社
  • ネット検索による葬儀社
  • 葬儀社かを専門に紹介する会社から紹介された葬儀社
  • 地元紙・タウンページなどによる広告から見つける葬儀社

病院で亡くなるケースがほとんどなので、病院から紹介された葬儀社に葬儀を依頼するパターンが多いでしょう。また、身近な人の紹介から葬儀社の評判を聞いて選ぶケースもあります。自宅で亡くなった場合は、インターネットから近くの葬儀社を探して依頼するケースも増えているのです。亡くなった場所やタイミングなどによって、葬儀社の選び方が変わります。

3.葬儀社を選ぶポイントは?

ここでは、葬儀社を選ぶポイントを紹介します。

3-1.どのような葬儀社があるか知ることが大事

葬儀社を選ぶ前に押さえておきたいポイントが、どのような葬儀社があるか知ることです。地元を中心に展開している葬儀社はもちろん、全国規模で運営をしている葬儀社も含めてチェックしましょう。できるだけ、多くの葬儀社をチェックし比較することでそれぞれの特徴が分かります。たとえば、地元の葬儀社は規模は小さいけれども親身になって要望に応えてくれたり、全国規模で運営している葬儀社はサービスが充実したりしているのです。価値観に合っている葬儀社を選ぶために、どのような葬儀社があるかチェックしてください。

3-2.事前の相談・見積もりに応じてくれるかチェックする

葬儀社によってサービス内容が違えば、見積もりの内容にも大きな違いが生じることになります。そのため、事前の相談や見積もりに応じてくれるかチェックすることが大切です。優良な葬儀社は丁寧な対応はもちろん、分かりやすい説明や希望に合った葬儀プランを提示してくれます。事前の相談に対応していたり、無料見積もりに応じてくれたりする葬儀社は、安心して任せることができるでしょう。何となく質問しにくい内容でも丁寧に対応してくれる葬儀社か確認してくださいね。

3-3.資料請求に迅速対応しているか・パンフレットを用意しているか

資料請求に迅速対応してくれるか・パンフレットをきちんと用意してくれるかどうかも要チェックポイントです。気になる葬儀社が見つかれば、まずは、資料請求をしてください。分かりやすいパンフレットを用意している葬儀社ほど、丁寧に対応してくれるので安心して依頼できるでしょう。逆に、資料請求をしてもパンフレットを送ってくれない葬儀社は、対応が悪い傾向があります。迅速に対応してくれる葬儀社は葬儀場の手配もスピーディーです。

3-4.セット料金とオプション料金が明確になっているか

葬儀社のホームページやパンフレットには、セット料金で葬儀費用が記載されています。葬儀費用の見積もりはあらかじめ出してもらえますが、セット料金が大よその目安になるでしょう。セット料金に何が含まれているのかは葬儀社によって異なるため、事前にチェックしておきたいポイントです。また、セット料金にオプション料金として何を追加していくのか葬儀を執り行う前に把握することが大切なポイントとなります。セット料金はあくまで最低限として、オプションによって葬儀の形態を変えることが可能です。

4.葬儀社から見積もりを取る際に気をつけること

では、葬儀社から見積もりを取る際に気をつけておくべきことを紹介します。

4-1.希望を取り入れ、選択肢を提示してくれるか

見積もりを取る前に、希望をきちんと取り入れて選択肢をいくつか提示してくれるかを確認してください。希望だけを聞いてくれる業者は安心できると思われがちですが、プランをあまり用意せずにすぐ契約を交わそうとする傾向があります。優良業者はきちんと希望を聞いてくれるのはもちろんのこと、どのようなプランがいいのかいくつか提案し見積書を提示してくれるものです。選択肢をいくつも提示してくれる葬儀社は、選ぶのに先を急がせません。葬儀がお別れするための大切な儀式であることを理解しているからこそ、あくまで依頼者の気持ちを優先に考えているのです。

4-2.宗教・宗派を確認する

基本的に、葬儀は本人が信仰していた宗教・宗派に基づいて行うことになります。同じ家族でも宗教や宗派が必ずしも一緒というわけではありません。念のため、故人の宗教・宗派を確認しておきましょう。日本人のおよそ9割が仏教式の葬儀を選ぶといわれていますが、仏教といってもさまざまな宗派があり、それぞれで葬式の仕方が異なります。もし、本人に信仰がなければ無宗教葬を選択することも可能です。

4-3.葬儀のスタイルや規模を決める

見積もりを取る前に、葬儀のスタイルや規模を大まかでいいので決めておきましょう。どのような形式の葬儀を行いたいのか・どのくらいの人を呼ぶのか・誰を呼ぶのか、事前に故人と確認することができれば問題ありません。けれども、相談できなかった場合は家族で話し合いながら決めることになります。また、規模やスタイルによって費用が大きく異なるため、予算と比べることも大切なポイントです。

5.葬儀社の選び方に関してよくある質問

葬儀社の選び方に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.葬儀にはどんな形式があるのか?
A.一般的な葬儀のスタイルとしては、以下のような種類があります。

  • 直葬(火葬式):身近な家族のみで故人を見送る葬儀。火葬のみを行う
  • 1日葬:通夜を行わない葬儀。葬儀から火葬までを1日で行う
  • 家族葬:家族・親族・親しい友人を中心に行う小規模な葬儀
  • 一般葬:昔ながらの葬儀形式。故人と生前にご縁のあった方を幅広く招いて行う

生前にどんな葬儀スタイルにしたいのかハッキリ決めておくと、家族もスムーズに葬儀を進めることができるでしょう。

Q.葬祭ディレクターとは?
A.葬儀社に従事する資格制度の名称です。葬祭ディレクターの資格を持っていれば、葬祭業界においての知識や技術のレベルが一定以上あると認められることになります。そのため、葬儀社を選ぶ際は、葬祭ディレクターが在籍しているかもチェックするといいでしょう。葬祭ディレクターの認定制度は厚生労働省が行っており、試験は葬祭ディレクター技能審査協会が主催しています。葬儀社のスタッフは必ずしも資格が必要ではありませんが、資格者が在籍しているほうがより希望に添ったプランを提案してくれるでしょう。

Q.悪徳業者の特徴は?
A.パンフレットに具体的な費用や葬儀プランが掲載されていない・すぐに契約を取ろうとする・これまでの葬儀の記録を見せてくれないなどの特徴があります。特に、悪徳業者は大規模で高額な費用がかかる葬儀プランばかりを提案しがちです。規模の小さな葬儀に対応してくれないことなどが、悪徳業者を見極めるポイントになるでしょう。

Q.葬儀費用の内訳は?
A.ざっくりですが、以下の7項目に分かれます。

  • 葬儀一式(基本プラン)
  • 車両費用
  • 斎場使用料
  • 飲食費用
  • 返礼品費用
  • お布施(寺院費用)
  • 心付け・雑費

葬儀一式となる基本プランが主な費用となりますが、棺(ひつぎ)・祭壇・焼香セット・受付セットなどの備品代から司会進行スタッフ代、役所と火葬場の手続き費用などが含まれています。葬儀社によって含まれる内容が異なるため、さらに細かく確認する必要があるでしょう。また、備品のグレードによっても費用が大きく異なるので写真やパンフレットで確認してください。

Q.生前に葬儀の取り決めや整理は行うべきか?
A.できれば、生前に葬儀の取り決めやスタイルを確定しておいたほうがいいでしょう。そのほうが自分の理想ともいえる葬儀をあげることができますし、家族も安心して進めることができます。また、葬式の取り決めとあわせて生前整理もしておくと安心です。生前整理は身のまわりにあるものを片付けるだけでなく、家族が遺品整理で手間がかからないというメリットもあります。生前整理サービスを受けつけている業者もあるのでチェックしてください。ゼロプラスでは、生前整理・遺品整理や不用品の回収と買取も行っています。

まとめ

葬儀社はさまざまな種類があり、それぞれでサービス内容や葬儀プラン・費用が大きく異なります。どのような葬儀社があるのか把握した上で、価値観に合ったところを選ぶのがポイントです。また、事前にどのような葬儀を行うのかスタイルや予算を決めておくことをおすすめします。大まかに決めておけば、スムーズに葬儀社を選ぶことができるでしょう。