物置を片付ける手順とポイントを紹介! 物置に入りきらないときの対処法も

はてなブックマークに追加
Twitterでシェア
Facebookでシェア
物置

「どのような手順で物置を片付ければいいのか」「物置に入りきらないものはどうすればいいのか」など、物置の片付けで頭を抱えている方は多いでしょう。

ごちゃごちゃになりやすい物置は、定期的に置いているものを見直し片付けることが大切です。使っていないもの・不要なものはどんどん処分していくことが、物置を片付けるポイントでもあります。

本記事では、物置を片付ける手順とポイントなどを詳しく説明していきましょう。

  1. 物置を片付ける際のポイント
  2. 物置を片付ける手順
  3. 物置に入りきらないものはどうすべきか?
  4. 物置の片付けに関してよくある質問

この記事を読むことで、物置に入りきらないものがあるときの対処法も分かります。悩んでいる方はぜひチェックしてください。


1.物置を片付ける際のポイント

最初に、物置を片付ける際のポイントをチェックしておきましょう。

1-1.レイアウトは使用頻度・重さ・長さで決める

物置を片付ける際、どこに何を置くべきか悩んでしまう方が多いでしょう。「とりあえず、空いている場所に置いておこう」と適当な場所に置いていると、すぐにごちゃごちゃとした状態になってしまいます。整理整頓ができていない物置は、どこに何があるのか把握できません。そのままでは必要なものを取り出すまで時間がかかってしまいます。物置のどこに何が置かれているのか把握しやすくするためにも、使用頻度・重さ・長さでレイアウトを決めることが大切です。よく使うものは手前に、重いものから下に、長さがあるものは物置の奥や隅に置いていきましょう。

1-2.収納スペースを上手に区切る

物置の片付けは、収納スペースを上手に区切ることも大切なポイントです。物置にそのままものを収納していると、スペースを無駄に使うことになります。必要なものに合わせてスペースを区切ったり、細かいものや小物類はカラーボックスに入れたりするなど工夫を凝らすことで物置がキレイになるでしょう。なお、物置のスペースを区切る際に役立つのが、スチール製のラックです。スチール製のラックは対荷重に優れているため、重いものでも置くことができます。段数が多いラックを用意すれば、収納できる量も多くなり、何が収納されているのか分かりやすくなるでしょう。

1-3.壁面収納を活用する

物置の片付けは、デッドスペースをいかに活用できるかがポイントとなります。デッドスペースとは、間取りや設計上などで利用できない空間のことです。物置のデッドスペースになる壁を、いかに利用できるかどうかで物置が片付けやすくなるでしょう。たとえば、物置の壁にフックや棚を取り付けるだけでも収納スペースに様変わりします。散らかりやすい小物類をフックにかけたり、ウォールラックに収納したりできるため、スッキリとまとまりますし取り出しやすくもなるのでおすすめです。

1-4.収納ボックスは同じ種類に統一する

小さいものなどをまとめられる収納ボックスは、同じ種類に統一することが大切です。同じ種類に統一することで物置がスッキリとまとまります。物置を片付けるたびに収納ボックスを購入する方は多いと思いますが、それだと収納ボックスのサイズや大きさなどがバラバラになってしまうでしょう。違うタイプの収納ボックスを使っていると、物置に置きづらくなったり、統一感のない印象になったりしてしまいます。同じ種類に統一していれば、積み重ねて収納できるのでスペースを無駄にすることはありません。

1-5.奥まで人が入れるように

奥行きのある物置を使っている場合、奥まで人が入れるように通路を確保してください。奥のほうからどんどんものを置いていってしまうと、奥にあるものが取りづらくなってしまいます。物置の片付けはものを上手にレイアウトするだけでなく、使いやすい状態にすることが大切です。ですので、壁面に沿って収納するように心がけてみてください。壁面に沿って収納していけば、奥まで人が入れるようになります。

2.物置を片付ける手順

ここでは、物置を片付ける手順について詳しく説明します。

2-1.片付けに必要なものを用意する

まずは、物置の片付けに必要なものを準備しましょう。ゴミ袋・カラーボックスの収納アイテム・掃除道具は片付け前にそろえておきたいものです。特に、ゴミ袋は不用品をまとめる際に便利なので何枚か用意しておくといいでしょう。また、物置で使えそうな収納アイテムをいくつか用意しておけば、スムーズに片付けることができます。

2-2.物置に入っているものを全部取り出す

次に、物置に入っているものを全部取り出してください。物置の中で片付けようとする方がいますが、作業がしにくい環境ですのできちんと整理整頓できません。また、狭い空間での片付けは大ケガをするリスクがあります。一度、物置を空の状態にすることで整理がしやすくなりますし、どこに何を置けばいいのかイメージしやすくなるでしょう。物置からものを取り出す前に、外にブルーシートやレジャーシートを敷いておけば楽に進めることができます。そこに、物置から出したものを一時的に置くといいでしょう。

2-3.残すものと要らないものを分別する

物置からものを取り出した後は、そこから残すものと要らないものに分別していきましょう。ここが、物置の片付けで最も大切なポイントとなります。要らないものや使っていないものを物置に戻してしまえば、収納スペースを無駄に使うことになるからです。物置の片付けと同時に不用品の処分を行うことで、物置もスッキリします。今後使う予定がないもの・ひどい汚れや傷みが出ているもの・なくても困らないものなどは処分してください。できるだけ、要らないものをたくさん処分することで収納スペースに余裕が生まれます。

2-4.物置をキレイに掃除する

要らないものと残すものに分別した後は、物置をキレイに掃除しましょう。長いこと物置の片付けをしていなかった場合、ひどい汚れがあらゆるところに付着しているはずです。特に、サビやカビが発生していると、物置に置いているものにも悪影響をおよぼす恐れがあるため、早めに除去しておかなければなりません。物置に置くものを大切に保管するためにも、物置自体をキレイにする必要があります。ひどい汚れや悪臭が染み付いている場合は、新しい物置への交換も検討しましょう。

2-5.レイアウトを考えて収納する

最後に、物置のレイアウトを考えて収納し直しましょう。残すものをすぐに物置へしまい直す方が多いのですが、まずはレイアウトをしっかりと考えることが大切です。前述したように、使用頻度・重さ・長さなどに合わせてレイアウトを考えていけば、物置の中がスッキリとするだけでなく、使いやすくなります。具体的なレイアウトが決まったら、物置の奥のほうから順番に収納してください。そして、すべて収納できたら、その様子を写真に撮っておきましょう。また、カビの発生を予防するために、除湿剤も置いて湿気対策をしてください。

3.物置に入りきらないものはどうすべきか?

ここでは、物置に入りきらないものがある場合の対処法をいくつか紹介します。

3-1.本当に必要なものか考える

物置にものをギュウギュウに詰め込んでしまうと、使いづらく取り出しにくい環境になるので注意が必要です。物置に入りきらない場合は、本当に必要なものかどうかを考えてみてください。中には、似たようなものがいくつもあったり、使っていないものがたくさん出てきたりすることもあるでしょう。本当に使う機会があるかどうか見直しつつ、不要なものはどんどん処分することが大切です。残すか、捨てるべきか迷った際は、時間をおくといいでしょう。

3-2.トランクルームを利用する

処分したくないものがたくさんある場合、トランクルームを利用するのも選択肢の1つです。トランクルームは、自宅収納の延長としてスペースをレンタルできるサービスとなります。トランクルームといえば、空き地などに設置されている倉庫などを思い浮かべる方が多いと思いますが、最近では駅近のビル一棟がトランクルームになっているところもたくさん出てきているのです。屋内のトランクルームを利用すれば空調管理が徹底されているので、湿気に弱いものでも安心して預けられるでしょう。

3-3.不用品回収業者に依頼する

要らないものを処分したいと思っている方は、不用品回収業者に依頼してください。不用品回収業者では、さまざまなジャンルを取り扱っています。物置から出たゴミの中には大きいサイズのものもあるので、自治体収集で処分するのは大変です。けれども、不用品回収業者に依頼すれば、手間と時間をかけることなく不用品が手放せるでしょう。また、不用品回収業者の中には、買取サービスを受け付けているところもあります。買い取ってもらえるものが多いほど処分費用が節約できるので、ぜひチェックしてみてください。

3-4.不用品の回収・買取ならゼロプラスへ

どの不用品回収業者に依頼すればいいのか悩んでいる方は、ぜひゼロプラスにご依頼ください。ゼロプラスでは、不用品の回収と買取を行っています。買取不可になったとしても、そのまま回収ができるので手間と時間はかかりません。また、回収したものはリユース品として再販したり、再販できないものは部品に分解してリサイクルしたりしているので低費用での回収が可能です。

4.物置の片付けに関してよくある質問

物置の片付けに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.なぜ物置がすぐに散らかるのか?
A.適当な場所にものを放置していることが主な原因です。「とりあえず置いておこう」と空いているスペースにものを放置していませんか? そのような行動を繰り返すことで、物置にはどんどんものが蓄積されていきます。どこに何があるのか分からない状態になってしまえば、整理整頓も思うようにできません。たとえ、収納ボックスに入れていたとしても、そこに何が入っているのか分かるようにラベルを貼ることをおすすめします。

Q.残すものと捨てるものの判断基準は?
A.1年以上使っていないものは今後も使わない可能性が高いので、物置を片付ける際に処分しましょう。また、代用できるものがあれば処分してください。同じものを何個持っていても使う機会がなければ、処分したほうが物置にスペースが生まれます。入りきれるまでギュウギュウに入れるよりも、2割程度余裕を残して収納したほうが物置が使いやすくなるでしょう。

Q.整理整頓された物置を維持するポイントは?
A.定期的に物置を見直すことです。物置の中に何を置いているのか、見直すことで把握しやすくなりますし、要らないものを早めに処分できます。また、放置すればするほどホコリや汚れがたまりやすくなるため、定期的に掃除をすることも大切です。同時に、空気の入れ替えも行いましょう。倉庫は湿気がたまりやすい傾向があるので、カビ対策のためにも倉庫の扉を開けて湿気を逃がしてください。

Q.処分費用を抑えるコツは?
A.売れそうなものは、できるだけ買取に出すことです。基本的に、壊れていないものはほとんどの買取業者で買い取ってもらえるでしょう。買い取ってもらえるものが多ければ多いほど、処分費用が節約できます。特に、骨とう品・美術品などは高価買取が期待できるため、中古市場を把握している買取専門業者に査定を依頼してみてください。

Q.不用品を高く売るコツは?
A.ホコリや汚れをキレイに除去することです。見た目がキレイな状態であれば、買取額もアップしやすくなります。また、取扱説明書・元箱などの付属品をすべてそろえることも高価買取のポイントです。付属品がそろっているか否かで、買取額が数千円変わることもあります。査定を依頼する前に、付属品がないか確かめましょう。

まとめ

物置はごちゃごちゃしやすい場所ですので、定期的に見直すことが大切です。片付けと同時に、要らないものや使っていないものを処分しましょう。ある程度、不用品を処分するだけでも物置のスペースに余裕が生まれます。また、不用品は自治体収集で捨てることもできますが、大量にある場合は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品の回収を行っているゼロプラスでは、買取サービスも受け付けています。物置の片付けで出てきた不用品の処理で悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。