タイヤの処分方法は?簡単&お得に処分する方法をチェック!

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古いタイヤの処分方法をお探しではありませんか? タイヤは大きくて重いので、運ぶだけでも一苦労でしょう。早く処分したくても、自治体にゴミとして出すことができるのか、そのほかにどんな処分方法があるのか分かりにくく、なかなか行動に移せないですよね。それに、なるべく手間や費用がかからない方法を知りたいことでしょう。

そこで今回は、タイヤの処分について詳しく解説します。

タイヤを処分する判断基準は?

  1. タイヤは何ゴミに分類される?
  2. タイヤを処分する方法
  3. タイヤを買取に出す方法
  4. タイヤを高く売るコツ
  5. タイヤの処分に関するよくある質問

この記事を読むことで、タイヤを処分するときのポイントがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。


1.タイヤを処分する判断基準は?

最初に、タイヤを処分するときの判断基準について見ていきましょう。

1-1.溝のすり減りやひび割れがひどい

タイヤの外観をチェックし、溝のすり減りやひび割れがひどい場合は、処分するタイミングです。溝がすり減っていたりひび割れがひどかったりするタイヤは、十分な摩擦力を持っていないため、ブレーキをかけたときなどに支障が出ることがあります。タイヤの溝が1.6mm以下になりスリップサインが見えてきたら、すぐに交換してください。そのまま走行すると事故を起こしやすくて危険なだけでなく、道路交通法違反になります。

1-2.パンクなどで正常な空気圧を維持できない

パンクや素材の劣化などで、正常な空気圧を維持できないタイヤは、処分・交換しましょう。空気圧が低いタイヤのままで走行すると、以下のようなデメリットにつながります。

  • 道路面の抵抗が増加して燃費が悪化する
  • 一部のタイヤにすり減りが偏る
  • 安定した走行ができなくなる
  • ホイールからタイヤビート部が外れやすい
  • ぬれた路面を高速走行中にハンドルやブレーキがコントロールできないことがある

1-3.購入後4~5年経過した

購入後4~5年経過したタイヤは、処分を検討しましょう。溝のすり減りやひび割れがひどくなくても、経年により内部で素材の劣化が進んでいることもあります。また、柔軟性が低下しているため、パンクする可能性も高くなり危険です。タイヤが寿命を迎えたと考え、新たなタイヤと交換してください。

2.タイヤは何ゴミに分類される?

タイヤが自治体回収で何ゴミに分類されるか見ていきましょう。

2-1.車のタイヤは多くの自治体で回収不可

車のタイヤは、多くの自治体で適正処理困難物に指定されており、ゴミとして回収してもらえません。したがって、車のタイヤを粗大ゴミなどで出そうとしても、窓口で受け付けてくれないので注意しましょう。なお、自治体によっては、タイヤの処分業者を紹介してくれることもあります。

2-2.自転車のタイヤは不燃ゴミなどで回収可能

自転車のタイヤは、自治体でゴミとして回収してもらえます。ただし、自治体によって不燃ゴミ・可燃ゴミなど分類が異なるので確認が必要です。不燃ゴミや可燃ゴミなどで出すときは、自治体の指定集荷場所・日時を守りましょう。また、自治体によっては指定ゴミ袋に入れる必要があるので気を付けてください。

3.タイヤを処分する方法

タイヤを処分する主な方法を詳しく解説します。

3-1.販売店に回収してもらう

タイヤの販売店では、1本500~1,000円程度で古いタイヤを引き取り処分してもらえます。買い替えを伴う場合は、販売店によって無料で回収してもらえることもあるでしょう。

メリット

  • 買い替えと同時に処分できる
  • 回収後はきちんと破棄処分してもらえる

デメリット

  • 店頭持ち込みによる回収が基本
  • 通常は有料回収になる

3-2.不用品回収業者に処分してもらう

不要になったタイヤは、不用品回収業者に処分してもらうこともできます。不用品回収業者に依頼すると、場所と日時を指定して回収してもらえるなど、多くのメリットがあるのでおすすめです。

メリット

  • 運ぶ手間や労力がかからない
  • 都合のいい場所と日時を指定できる
  • 大量でも対応可能
  • タイヤ以外の不用品も同時に処分を依頼できる

デメリット

  • 1回につき数千円程度の回収費用がかかる

なお、当ゼロプラスでも、不要になったタイヤの処分をお受けしています。まずは、お気軽にお問い合わせください。

4.タイヤを買取に出す方法

まだ十分に使えるタイヤは買取に出すこともできます。具体的にどんな方法があるのか見ていきましょう。

4-1.中古カー用品専門店に買取してもらう

中古カー用品専門店では、再販可能なタイヤを買取してもらえます。買取を希望する場合は、タイヤを店頭に持ち込んで査定を受けてください。査定金額に納得できる場合は、タイヤを引き渡して代金を受け取りましょう。

メリット

  • 買取後は中古タイヤとして再販され新たな持ち主に使ってもらえる
  • 資源を大切にできる

デメリット

  • 店頭に持ち込む手間がかかる
  • 買取不可の場合は引き取り処分も依頼できないことが多い
  • 引き取り処分が可能な場合でも有料になる

4-2.ネットオークションやフリマアプリで売る

ネットオークションやフリマアプリに出品して、タイヤを売ることもできます。タイミングによっては、すぐに落札されることもあるので、出品に慣れている人は検討してみるといいでしょう。なお、直接引き取りを条件にすると、こん包や配送の手間が省けます。

メリット

  • 業者で買取不可になったタイヤも出費できる
  • 自分で売りたい価格を設定できる

デメリット

  • こん包や配送が大変
  • 配送料が高く付く
  • なかなか落札されないこともある
  • 商品クレームや支払い遅延などのトラブルが多い
  • 出品後はこまめなチェックとやり取りが必要
  • 出品してから引き渡し完了まで数日以上かかる

5.タイヤを高く売るコツ

タイヤを高く売却するためのコツを見ていきましょう。

5-1.土などの汚れをキレイに落としておく

土などの汚れが付いていたら、水でキレイに洗って落としておきましょう。業者でクリーニングする手間が省けるので、査定金額が有利になります。汚れている状態と比較して、10%程度金額がアップしたという例もあるので、軽く見てはいけません。

5-2.2本・4本単位で売る

不要になったタイヤは、なるべく2本・4本単位で売りましょう。タイヤ交換するときは2本もしくは4本同時に交換することが多く、業者が買取した後に再販しやすいからです。ただし、同じメーカー・種類のタイヤであることが条件になります。メーカーや種類がバラバラな状態でまとめても、査定金額がアップすることはほとんどないでしょう。

5-3.不要になった時点ですぐに売る

タイヤは、不要になった時点すぐに売りましょう。タイヤは経年変化や紫外線などの影響でどんどん劣化が進むため、査定金額が下がります。場合によっては、買取不可になることもあるでしょう。特に、屋外に放置しておくのは厳禁です。なるべく直射日光や風雨の影響がない場所で保管し、できるだけ早く買取に出しましょう。

5-4.タイヤの買取を強化している業者に売る

タイヤの買取を強化している業者を選ぶことも大切です。同じ種類・状態のタイヤでも、業者によって査定基準が異なり、買取価格に大きく影響します。買取を希望するときは、複数の業者に査定を依頼し、最も高い金額を提示したところと契約するといいでしょう。

6.タイヤの処分に関するよくある質問

最後に、タイヤの処分に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。

Q.タイヤを処分せず活用する方法はある?
A.たとえば、以下のような活用方法があります。

  • 地面に半分埋めて固定し、子ども用の遊具にする
  • ロープと組み合わせて丈夫な木の枝につるし、ブランコを作る
  • 植木鉢として使う

Q.古いタイヤを大量に積み上げておくのはダメ?
A.ダメです。古いタイヤを処分せず大量に積み上げておくと、以下のようなデメリットがあるのでやめてください。

  • 雨水などがたまって蚊が大量発生しやすい
  • 地震などの振動でタイヤが崩れて人やものが下敷きになることがある
  • タイヤ火災の原因になることがある

Q.リサイクルショップでもタイヤを買取してもらえる?
A.難しいでしょう。リサイクルショップでは、中古タイヤを買取しても不良在庫になりやすいからです。ただし、全国にチェーン展開していて独自の流通システムを築いている場合は、状態により買取してもらえる可能性はあります。

Q.信頼できる不用品回収業者の選び方は?
A.以下を参考にしてください。

  • 不用品回収の実績が豊富にある
  • 買取も積極的に行っている
  • 見積もりは無料
  • リーズナブルで明確な料金システム
  • 都合のいい回収方法を選べる
  • スタッフの対応が親切で顧客からの評判もいい
  • 古物商許可など必要な認可を取得済み

なお、当ゼロプラスも古タイヤなどの不用品回収を長年行っており、多くのお客様よりご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。

Q.悪質業者の主な特徴は?
A.以下を参考にしてください。

  • 飛び込み訪問や勧誘電話が主な営業手段
  • 「不用品を無料回収している」などとお得感を強調する
  • 何かと理由を付けて家に上がり込もうとする
  • 強い言葉や態度で契約を迫る
  • 法外な不明確な回収料金システム
  • 顧客からの評判が悪い
  • 回収後の不用品を不法廃棄している
  • 身分証や社員証を提示しない
  • 必要な認可を未取得もしくは偽っている

上記のポイントをチェックし、少しでも不審な点があるときは、きっぱり断りましょう。断っても業者がしつこく契約を迫るときは、警察に連絡することも検討してください。

まとめ

今回は、タイヤの処分方法について詳しく解説しました。車のタイヤは指定処理困難物に指定されているため、自治体に粗大ゴミとして処分してもらえません。たとえば、販売店や不用品回収業者などに処分を依頼するか、カー用品専門店やネットオークション・フリマアプリなどで売ることができます。なお、不用品回収業者に処分を依頼すると、運ぶ手間や時間を節約でき、指定日時・場所で回収してもらえてとても便利です。この記事を参考にして信頼できる不用品回収業者に見積もりを依頼し、検討してみるといいでしょう。