柏市で粗大ゴミを処分する方法は？ 自治体回収に間に合わないときの対処法
柏市で粗大ゴミを処分する場合、どのようなものが粗大ゴミに該当するのか、どのような方法で処分すればいいのかなど、さまざまな問題で頭を抱えてしまいがちです。
早く処分したいからと適当な方法で粗大ゴミを捨てがちですが、それではトラブルになる恐れがあるので注意しなければなりません。では、一体どのようにすればいいのでしょうか。
本記事では、柏市で粗大ゴミを処分する方法とポイントなどを解説します。
- 柏市で粗大ゴミに該当するものは？
- 柏市で粗大ゴミを出す方法
- 自治体回収に間に合わない場合は？
- 不用品回収業者に依頼する際の注意点
- まだ使えるものは買取に出せるのか？
- 粗大ゴミの処分に関してよくある質問
この記事を読むことで、自治体回収に間に合わないときの対処法や、不用品回収業者に依頼する際の注意点も分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
1．柏市で粗大ゴミに該当するものは？
まずは、柏市で粗大ゴミに該当するものをチェックしておきましょう。
1-1．大型家具類
柏市では、主に大型家具類が粗大ゴミの対象となります。たとえば、スプリング入りマットレス・ソファー・オルガン・エレクトーン・マッサージいす・物干し台・乗馬型健康器具などは、大きさに関わらず粗大ゴミです。タンス・サイドボード・食卓テーブル・座卓・食器棚・本棚など、一辺が1.2m以上の大型家具類も粗大ゴミ扱いとなります。大型家具を処分する際は、品名とサイズをチェックしておきましょう。
1-2．布団・座布団
布団と座布団も粗大ゴミに該当します。ただし、布団は3枚まで併せて1点扱い、座布団は5枚まで併せて1点扱いになるので注意してください。大型家具類とは異なり、布団と座布団はまとめて捨てることができます。複数の布団と座布団を処分する際は、1点扱いになる数量をしっかりと把握しておくことが大切です。
1-3．粗大ゴミとして出せないもの
柏市では、粗大ゴミとして出せないものもあるので注意してください。主に、粗大ゴミとして出せないものは以下のとおりです。
- 有害性・危険性のあるもの
- 著しく悪臭を発するもの
- そのほかの特殊なもの（ガスボンベ・ガソリン・塗料など）
- 工業製品
- 花火
- タイヤ
- バッテリー
- ピアノ
- 家電リサイクル法の対象品目（エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビ）
- パソコン
2．柏市で粗大ゴミを出す方法
ここでは、柏市で粗大ゴミを出す方法について詳しく説明します。
2-1．事前の申し込みが必要
柏市で粗大ゴミを処分する場合、事前の申し込みが必要になります。申し込み方法は、民間委託先の「山本産業株式会社」（04-7132-1878）へ電話するか、柏市粗大ゴミインターネット受付が可能です。電話の受付時間は、月～土曜日の午前8時30分～午後5時までと決まっているので注意してください。
2-2．粗大ゴミ処理券を購入する
申し込みを済ませたら、次は粗大ゴミ処理券を購入しなければなりません。粗大ゴミ処理券は、粗大ゴミ処理券取扱店で購入できます。なお、料金は粗大ゴミ1点につき1,000＋税となっているので、処分する粗大ゴミの量に合わせて購入しましょう。そして、粗大ゴミ処理券を購入したら、そこに必要事項を記入し、粗大ゴミの分かりやすい場所に貼り付けます。
2-3．午前8時30分までに粗大ゴミを出す
粗大ゴミ処理券を貼り付けたら、回収日当日の午前8時30分までに粗大ゴミを出します。搬出場所は、一戸建ての場合は玄関先に、アパート・マンションなどは1階入り口付近です。そこまで搬出しなければなりませんが、高齢者や障害を持っている方は搬出が困難なケースもあります。その場合は、環境部環境サービス課（04-7167-1139）に問い合わせて相談してください。
2-4．持ち込みも可能
自分で粗大ゴミを直接指定場所へ持ち込むことも可能です。粗大ゴミを持ち込む場合は、それぞれ搬入先へ連絡を取っておかなければなりません。なお、粗大ゴミ処理券の購入は不要で、10kgごとに198円を支払うシステムとなっています。持ち込み先や場所などに関しては、下記を参考にしてください。
- 持ち込み場所：北部クリーンセンター（柏市船戸山高野538）／南部クリーンセンター（柏市南増尾56-2）
- 持ち込み日・時間：月～土曜日（祝日を除く）、午前8時30分～正午・午後1時～午後4時（年末年始は除く）
- 電話番号：04-7167-1139
- 対象になるもの：市内の一般家庭から出る粗大ゴミ
- 手数料：10kgごとに198円
3．自治体回収に間に合わない場合は？
ここでは、自治体回収に間に合わない場合の対処法を解説します。
3-1．不用品回収業者に依頼する
自治体回収に間に合わないときは、不用品回収業者に依頼する方法があります。自治体で処分する際、時間や手間はかかりますが、不用品回収業者はスピーディーな処分が可能です。即日対応が可能な回収業者に依頼することで、収集日を待たずにすぐ処分できます。また、出張回収を利用すれば、自分たちで運搬する必要もありません。回収費用はかかりますが、自治体回収よりも楽に粗大ゴミを捨てることができるでしょう。
3-2．引っ越し業者のサービスを利用する
引っ越しで粗大ゴミを処分する場合、引っ越し業者のサービスを利用するのも方法の1つです。大手の引っ越し業者では、ほとんどが不用品回収サービスを行っています。引っ越し当日に粗大ゴミが発生したとしても、引っ越し業者がそのまま回収してくれるので新居に持ち運ぶ必要はありません。ただし、引っ越し業者の不用品回収サービスは割高で、さらに回収できる品目や量が限られている可能性もあります。
3-3．地元の掲示板を利用する
粗大ゴミを手っ取り早く手放したいと思っている方は、地元の掲示板を利用するのも選択肢の1つです。たとえば、地元に根ざした取引ができる「ジモティー」といったサイトがあります。ここでは、不要になったものを売ったり譲ったりできるので、自治体回収の収集日を待たずともすぐに引き取ってもらえる可能性があるでしょう。また、買取専門店やリサイクルショップに売る方法もあります。後ほど、【5．まだ使えるものは買取に出せるのか？】で詳しく説明するので、ぜひチェックしてください。
4．不用品回収業者に依頼する際の注意点
ここでは、不用品回収業者に依頼する際の注意点を解説します。
4-1．見積書の内容をしっかりと確認することが大事
不用品回収業者に依頼すると、回収費用や出張費用などがかかるので見積書を細部まで確認することが大切です。見積書や料金設定を確認しなかったせいで、不用品回収業者とトラブルになったケースもたくさん起きています。見積もりにお金はかかるのか、キャンセル料はかかるのか、不用品1点あたりいくらかかるのかなど、細かいところまでチェックしておかなければなりません。見積書が大ざっぱになっていたり、尋ねても答えてくれなかったりする不用品回収業者には注意が必要です。
4-2．複数の不用品回収業者を比較する
不用品回収業者に依頼する際は、複数の業者を比較することも大切なポイントです。複数の不用品回収業者を比較することで、最もお得に回収してもらえる業者が見つかりやすくなるでしょう。また、不用品回収業者によってスタッフの対応も異なります。返事が遅かったり、対応が悪かったりする不用品回収業者は悪徳業者の可能性が高いので要注意です。だいたいの処分費用も把握しやすくなるため、1社だけでなく、複数の不用品回収業者を比較してください。
4-3．不用品回収業者選びのポイント
どの不用品回収業者に依頼すればいいのか分からずに悩んでいる方は、ぜひ以下のポイントに注目してみてください。
- 不用品回収の実績があるか
- サービス内容が充実しているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 口コミや評判がいいか
- 無料見積もりや無料相談を受け付けているか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
5．まだ使えるものは買取に出せるのか？
ここでは、まだ使えるものを買取に出す方法とポイントを解説します。
5-1．正常に使えるかがポイント
粗大ゴミの中にも、正常に使える状態のものであれば買い取ってもらえる可能性があります。壊れていて使えなかったり、不具合が出ていたりしているものは買取不可になりやすいので注意しておきましょう。買取専門店やリサイクルショップなど買取へ出す前に、状態をチェックしてみてください。買い取ってもらえる状態が自分で判断できない場合は、一度査定を依頼するといいでしょう。最近では、メールやLINEなどで気軽に無料査定ができる不用品回収業者もあります。
5-2．家電は製造年月から5年以内
ほとんどの買取業者では、製造年月から5年以内の家電を買取対象としています。製造年月から5年以上が経過している家電は、たとえ正常に稼動できる状態であったとしても買取不可になりやすい傾向があるので注意してください。また、家具はブランドものが売れる傾向にあります。大量生産されているものや寝具類は、買い取ってもらえない可能性が高いでしょう。
5-3．不用品の処分と買取ならゼロプラスへ
粗大ゴミを今すぐ処分したい、できるだけ費用を抑えるために売りたい方は、ゼロプラスにご依頼ください。ゼロプラスでは、不用品の処分と買取を行っています。たとえ、買取不可になったとしてもそのまま回収できるので、わざわざほかの業者を探す必要はありません。また、不用品の回収実績が3,000件以上あるため、他店で回収してもらえなかったものも回収できる可能性はあります。定額積み放題パックプランも用意されているので、ぜひチェックしてください。
6．粗大ゴミの処分に関してよくある質問
粗大ゴミの処分に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q．一辺が1.2m以上のものはすべてが粗大ゴミになるのか？
A．柏市の場合、一辺が1.2m以上あっても不燃ゴミになるものがあります。たとえば、以下のようなものが不燃ゴミとして処分可能です。
- 1.8m×0.9m程度の雨戸（木製）・網戸（プラスチック製または木製枠）・障子戸
- 姿見
- スキー板
- スノーボード
- 釣竿
粗大ゴミ以外のゴミ区分を知りたいときは、柏市のゴミ区分ページをご覧ください。
Q．インターネット受付の注意点は？
A．インターネット受付の場合、メールアドレスの登録が必要です。粗大ゴミ申し込みフォームからメールアドレスを登録するだけで、受付センターから確認の電子メールが送信されます。そのメール（URL）をクリックし、表示された画面から24時間以内に申し込みの手続きを完了させてください。また、申し込み内容の確認・変更・取消は、「お申し込み内容の確認・変更」ページで確認できます。
Q．自分で持ち込む際に気をつけるべきことは？
A．費用を節約したいからといって、無理をして運ばないことです。粗大ゴミの量が多ければ多いほど、運搬できる車両を用意しておかなければなりません。特に、大型家具を処分する際は、最低でも2～3人で運ぶ必要があるでしょう。1人で運搬するのは困難ですので、無理はしないでください。自分で運べないときはほかの方法で処分するか、自治体に相談するといいでしょう。
Q．不用品回収業者に依頼する前に、確認しておきたいことは？
A．見積書の内容や料金はもちろんのこと、回収方法もチェックしておきたいポイントです。不用品回収業者によって回収方法は異なりますが、主に出張回収・宅配回収・店頭回収の3種類があります。ソファーやベッドなどの大型家具を処分したいときは、出張回収を行っている不用品回収業者に依頼するといいでしょう。
Q．悪徳業者とよくあるトラブルは？
A．「見積書にはない追加費用を請求された」「回収してもらったものが不法投棄されていた」などのトラブルが相次いでいます。悪徳業者は要望を聞かず、すぐに回収しようとするので気をつけてください。悪徳業者とのトラブルを未然に防ぐためにも、複数の不用品回収業者を比較することが大切です。
まとめ
柏市で粗大ゴミになるものは、大型家具類や布団・座布団などです。柏市のホームページで粗大ゴミに該当するもの・処分方法などが記載されているので、事前にチェックしておくといいでしょう。ただ、自治体回収で粗大ゴミを処分する際は、手間と時間がかかります。すぐに処分したい方は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。ゼロプラスでは、不用品の回収と買取を行っています。柏市で粗大ゴミの処分でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
