遺品整理はいつからすべき? 遺品整理の準備・プロセスなどを解説!

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「遺品整理はいつから始めたらいいのか」「どうすれば負担を感じることなく進められるのか」など、遺品整理で悩んでいる方は多いでしょう。

遺品の量が多いほど整理にも時間と労力が必要になるため、計画的に進める必要があります。なかなか気持ちが整理できない場合は、遺品整理業者のサービスを利用するのも選択肢の1つです。

本記事では、遺品整理を始めるタイミングやプロセスなどについて詳しく説明します。

  1. 遺品整理を始める適切なタイミング
  2. 遺品整理の準備とプロセス
  3. 感情的な負担を軽減する方法
  4. ゼロプラスの遺品整理サービス
  5. 遺品整理に関してよくある質問

この記事を読むことで、感情的な負担を軽減する方法なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。


1.遺品整理を始める適切なタイミング

まずは、遺品整理を始める適切なタイミングをチェックしましょう。

気持ちを整理し、落ち着かせてから

遺品整理はいつから始めるべきという決まりはないので、自分の気持ちが落ち着いたら始めるといいでしょう。急に親しい人を亡くしたり、故人に対する気持ちの整理ができなかったりすることもあるはずです。気持ちが整理できないまま遺品整理を始めてしまうと、冷静な判断ができなくなるので余計に散らかってしまいます。遺品整理をする前に、まずは自分の気持ちを落ち着かせることが大切です。

法的な手続きが完了するまで待つ

身内が亡くなると、死亡届を提出したり、年金の受給を停止したりするなどの法的な手続きが必要になります。年金の受給停止は死亡を知った日から14日以内に役所または年金事務所へ必要書類を提出するなど、期限が設定されているので注意が必要です。遺品整理を始めてしまうと手続きに必要な書類を失くしてしまう恐れがあるため、法的な手続きが完了するまで待つのも選択肢の1つでしょう。先に法的手続きを終わらせておけば、自分のペースで遺品整理を進めることができるはずです。

家族と話し合い、日程を調整する

遺品整理を始める日について家族でしっかりと話し合い、日程を調整することも大切です。相続者が自分1人であれば問題ありませんが、複数いる場合は相続者全員から承諾を得る必要があります。相続者へ伝えずに遺品整理を始めてしまうと、「大切な遺品を奪われた」と親族間でトラブルになる恐れがあるからです。実際に、遺品整理では親族トラブルが多発しているため、遺品整理のタイミングは相続者が身内へ伝えておく必要があります。

2.遺品整理の準備とプロセス

ここでは、遺品整理の準備とプロセスを解説します。

遺品整理を始める前に準備すべきこと

遺品整理を計画的に進めるには、できるだけ詳細にスケジュールを固めることが重要です。「この日までにキッチンの整理を終わらせる」「誰と一緒にやるか」など、具体的なスケジュールを決めてください。そして、遺品整理に必要なものを準備します。遺品整理はさまざまなものを整理することになるため、主に以下のような道具を準備しておくと安心です。

  • マスク・手袋
  • ゴミ袋
  • 段ボール
  • 汚れても大丈夫な服
  • ガムテープ・ビニールひも
  • ハサミ・ペンチ・ドライバー

特に、遺品がたくさんある場合は、段ボールとゴミ袋を多めに用意しておくといいでしょう。

遺言書や通帳など重要書類を仕分ける

具体的なスケジュールを決めて、必要な道具が準備できたら、まずは遺言書や通帳といった重要書類を仕分けてください。重要書類は、相続手続きなどで必要になります。遺品整理の最中に亡くしてしまうと大変なことになるため、先に確保しておくことが大切です。なお、確認すべき重要書類は、下記を参考にしてください。

  • 遺言書・エンディングノート
  • 身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
  • 通帳
  • 印鑑
  • クレジットカード
  • 年金手帳
  • 不動産の権利証・売買契約書
  • 有価証券類

手元に残すものと不要なものに分ける

必要書類を別にした後は、遺品を手元に残すものと不要なものに仕分けていきます。故人が愛用していたものや、思い出の品々は手元に残しておきたい気持ちがあるでしょう。なかなか捨てられないものも多いと思いますが、残すものは段ボール1箱分だけとルールを決めることが大切です。また、不要なものに分類する場合は、まだ使えるかどうか、リサイクルに出せるかどうかもチェックしておきましょう。

不用品を処分する

要らないものは、できるだけ早めに処分する必要があります。自分でゴミを捨てる場合は、燃えるゴミ・燃えないゴミ・粗大ゴミへ分類することになるでしょう。中でも、粗大ゴミは回収日が月に1~2回と決まっているため、事前にスケジュールを確認してください。また、まだ使用できるものは、リサイクルショップや買取専門店に買い取ってもらえる可能性があります。遺品の種類に合わせて、処分方法を選択するのがポイントです。

部屋をキレイに掃除する

遺品を片付けた後は、部屋の清掃に入ります。ホコリや軽い汚れがある場合は、自分たちでキレイにできるでしょう。しかし、頑固な汚れがある場合は、なかなか落とせません。その場合は、専門業者のハウスクリーニングまたは特殊清掃を利用するといいでしょう。費用はかかりますが、頑固な汚れや異臭もキレイに取り除くことができます。

3.感情的な負担を軽減する方法

ここでは、感情的な負担を軽減する方法について詳しく説明します。

親族や相続者と協力する

身近に相談できる相手がいれば、遺品整理について話し合いましょう。親族や相続者と協力することで、感情的な負担が軽減できます。1人で遺品整理をするとなると、気持ちもなかなか整理できず、故人との思い出の品を見るだけで涙が出たり、悲しい気持ちになったりするはずです。親族や相続者と思い出を話しながら遺品整理をしたほうが、少しずつ自分の気持ちが整理できるようになります。自然と心も落ち着き、遺品整理もスムーズに進めることができるでしょう。

遺品整理サービスを利用する

自分たちでなかなか遺品整理ができない場合は、遺品整理サービスを利用するのも方法の1つです。遺品整理サービスとは遺族に代わり、遺品整理に長(た)けているスタッフが作業を進めて行きます。優良業者は遺族の気持ちを汲(く)み取り、遺品を丁寧に扱ってくれるので心理的な負担を減らすことができるでしょう。遺品整理サービスを行っている業者の中には、不用品の回収や買取、ハウスクリーニング・特殊清掃といったサービスを提供しているところもあります。

遺品整理士が在籍している業者に依頼する

遺品整理に対する感情的な負担を減らすには、遺品整理サービスを利用するのがおすすめです。しかし、どの業者に依頼すべきか分からずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。業者選びで押さえておきたいポイントは、遺品整理士が在籍しているかどうかです。遺品整理士とは、一般社団法人遺品整理士認定協会が主催している民間資格で、遺品の扱い方や処理の仕方など、遺品のノウハウを持っている有資格者を示しています。遺品整理士が在籍している業者は、依頼者の気持ちに寄り添いながら遺品整理を進めてくれるので、安心できるでしょう。

4.ゼロプラスの遺品整理サービス

ここでは、ゼロプラスの遺品整理サービスを紹介します。

資格を持った遺品整理の専門家が担当

ゼロプラスでは、遺品整理士認定協会から認定を受けた遺品整理士が、最後まで担当します。遺品整理サービスを利用した結果、「大切な遺品を雑に扱われた」「勝手に捨てられた」というトラブルも起きているので注意が必要です。遺品整理士は遺品の取り扱いや供養について幅広い知識を持った専門家だからこそ、遺族の意思を尊重して丁寧に作業を行います。遺品整理サービスに不安を感じている方も、ぜひ一度お問い合わせください。

遺品供養やハウスクリーニングも可能

遺品整理サービスを行っている業者の中には、遺品の整理や仕分けだけというところがあります。ゼロプラスは遺品を整理するだけでなく、処分に困りがちな遺品の供養も可能です。仏壇や位牌(いはい)、故人が愛用していたものは、供養してから処分できます。また、ハウスクリーニングや特殊清掃も行っているため、頑固な汚れ・悪臭などもキレイにできるでしょう。なお、ゼロプラスでは、事故死や孤独死の現場作業は、事件現場特殊清掃認定を受けたスタッフが対応しています。

不用品の回収・買取サービスも利用できる

不用品の回収と買取サービスを行っているのも、ゼロプラスの大きな特徴となります。遺品整理では大量の不用品が出てくるので、自分たちで処分するのはなかなか大変なことです。ゼロプラスは遺品整理から不用品の回収・買取まで行っているため、手間と時間がかかりません。まだ、正常に使用できるものや中古市場で価値があるものは、買取に出すこともできます。買い取ってもらえるものが多くなればなるほど、遺品整理の費用が節約できるでしょう。

徹底したリサイクルとリユース

低価格サービスが実現できているのは、リサイクルとリユースを徹底しているからです。「費用が安いと後でトラブルになるのでは」「追加費用を請求されるのでは」という不安を感じますが、ゼロプラスではそのようなことはないので安心してください。回収した不用品をリユース品として再販売したり、リユースが難しいものでも中間処理施設で分別・解体した後に資源としてリサイクルしたりしています。さらに、国内需要が低い製品も海外輸出を行っているため、廃棄コストを大幅に削減できているのです。徹底したリサイクルとリユースによって、他社よりも低価格なサービスが提供できています。

5.遺品整理に関してよくある質問

遺品整理に関する質問を5つピックアップしました。

Q.遺品整理を始める時期の目安は?
A.だいたいの目安は、四十九日です。四十九日までバタバタとしていますが、その日を境に余裕が生まれます。ある程度、日数が経過しているので気持ちの整理もできるでしょう。そのほか、葬儀後や社会保険・役所関連など手続きを終わらせた後に遺品整理を始める方もいます。

Q.早く始めたほうがいいケースは?
A.故人が1人暮らしをしていた場合は、早めに遺品整理を始めたほうがいいでしょう。1人暮らしの物件が賃貸物件の場合は、遺品整理を終わらせるまで家賃が発生するからです。大家や管理会社と退去日を決めることになりますが、退去日までに遺品整理を終わらせる必要があります。費用を抑えるためにも、遺品整理を早めに始めたほうがいいでしょう。

Q.遺品整理を始める前の注意点は?
A.遺言書やエンディングノートを確認することです。遺言書とエンディングノートには、故人の要望や意思が記載されています。「この遺品は○○に渡してほしい」など、相続関連についても記載されている可能性があるでしょう。エンディングノートに法的効力はありませんが、遺言書にはあります。そのため、遺言書の内容どおりに遺品整理を進めていくことが大切です。

Q.遺品整理にかかる費用はいくらぐらいか?
A.遺品整理サービスを利用した際の費用相場は、下記を参考にしてください。

  • 1R・1K:約5万~8万円
  • 1DK・2K:約9万~12万円
  • 1LDK・2DK:約13万~16万円
  • 2LDK・3DK:約17万~20万円
  • 3LDK・4DK:約21万~24万円
  • 4LDK・5DK:約25万円~

上記のように、部屋の広さや不用品の量などによって費用が異なります。まずは、複数の遺品整理サービスに無料見積もりを依頼してください。

Q.遺品整理サービスを利用する際に注意すべきことは?
A.どこからどこまで作業をしてくれるのか、遺品整理サービスの範囲を確認することです。遺品整理サービスといっても、業者によって作業範囲が異なります。自分が求めている作業が含まれているか、必ずチェックしてください。

まとめ

遺品整理は四十九日を目安に始めるケースが多いですが、自分の気持ちを落ち着かせてから作業するのがおすすめです。まだ気持ちの整理がついていない段階で遺品整理を始めてしまうと思うように進めなくなり、途中で諦めてしまう恐れがあります。自分たちで遺品整理ができない場合は、遺品整理サービスを利用するのも選択肢の1つです。ゼロプラスでは、遺品の専門家である遺品整理士が作業を担当します。不用品の回収や買取、ハウスクリーニングなども行っているので、ぜひ一度ご相談ください。