故人のゴミ屋敷をキレイにお片付け! 遺品整理の基礎知識を学ぼう!

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近年、核家族化が進んでいることもあり、一人暮らしの高齢者が多くなってきています。加齢による身体能力・認知機能の低下によって家の中が散らかり、ゴミ屋敷になってしまうケースも多いようです。その状態のまま亡くなってしまうと、残されたゴミ屋敷の遺品整理にかかる労力はとても大きいものになります。どうすればいいのかと途方に暮れてしまう方も珍しくはありません。そこで、今回はゴミ屋敷の遺品整理の方法についてご紹介します。

  1. ゴミ屋敷の遺品整理について
  2. ゴミ屋敷の遺品整理を家族で行う方法
  3. ゴミ屋敷の遺品整理を業者に頼む場合
  4. よくある質問

この記事を読むことで、ゴミ屋敷の遺品整理に関することが分かります。遺品の供養はどうすればよいのかなど、遺品整理を行う上で知っておきたいことばかりですので、ぜひ最後までお付き合いください。


1.ゴミ屋敷の遺品整理について

1-1.ゴミ屋敷の遺品整理の必要性

「空家等対策の推進に関する特別措置法」が平成27年に施行されました。これによって、空家の管理をしっかりと行わないと国から罰則を科せられたり、税金などで不利な処置をされたりすることもあります。ですから、両親などの死によって空家となってしまった家がゴミ屋敷の場合、しっかりと遺品整理を行っておくことが大切なのです。

1-2.誰が行うべきか

基本的に遺品整理は最も近しい親族が行うのが一般的です。故人の配偶者や子供、親などが行うべきでしょう。ただし、故人が天涯孤独で賃貸に住んでいた場合、すべて家主の責任となります。

1-3.大変なこと

ゴミ屋敷の整理で大変なことといえば、やはり片付ける量の多さでしょう。中には天井付近までゴミが積みあがっている場合や、一軒家が丸ごとゴミだらけになっている場合もあります。こうなると一人や二人では掃除しきれません。さらに、害虫や悪臭の処理は専用の薬剤や掃除道具なども必要となり大変でしょう。

2.ゴミ屋敷の遺品整理を家族で行う方法

2-1.用意するもの

ゴミ屋敷の散らかり具合によっても違いますが、基本的には一般的な掃除道具をそろえればよいでしょう。

  • マスク
  • 軍手
  • エプロン
  • ゴミ袋(散らかり具合に合わせて数をそろえる)
  • ゴキブリ駆除剤
  • ハエ駆除剤
  • ガムテープなどのこん包資材
  • 掃除器具(掃除機・ほうき・モップ・雑巾・洗剤・バケツなど)
  • 軽トラックなどの運搬車(大量にゴミが出る場合)

2-2.掃除の手順

  1. まずはとにかく、ゴミを部屋の外に出すことが大切です。家の奥に入れないほどのゴミがある場合は、手前から順にゴミをゴミ袋に入れて外に出しましょう。ただし、中には印鑑やお金、思い出の品など大切なものも紛れていることがあるので注意が必要です。また、可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミなどに仕分けをしておくことも忘れてはいけません
  2. あらかたのゴミを出し終えたら家具類を運び出し、今度は害虫駆除を行ってください
  3. 細かいほこりなどの汚れを掃除機などで取り除きます
  4. 次に雑巾と洗剤などを使って天井・壁・床の順に掃除をしましょう
  5. 最後に、それぞれの収集日にゴミを出したら終わりです

2-3.注意点

大量のゴミを一度に出すとゴミ収集作業員の方に大きな迷惑がかかります。なぜなら、ゴミ収集は最大で2トンまでしか積むことができないので、2トン以内に収まるように回るエリアを決めているからです。突然大量にゴミを出されてしまうとほかの地域の収集ができなくなってしまいます。ですから、ゴミはなるべく小分けにして出しましょう。一度に出す場合は、事前に各地域の清掃事務所に問い合わせてください。
また、当然のことながらゴミの収集は日にちが決められています。ゴミ収集日に合わせて掃除をしないと、ゴミの置き場などに困ってしまうので注意しましょう。

3.ゴミ屋敷の遺品整理を業者に頼む場合

ゴミ屋敷の掃除は数人がかりでも数日かかることがあります。仕事や学業などと並行して一人で行うのは無理があるでしょう。人手を集めることができない方などは、遺品整理のプロにお願いするのが無難です。そこで、この項目では遺品整理業者についてご紹介します。

3-1.プロに頼むメリットについて

清掃のプロに依頼することによる一番のメリットは、やはり時間と労力を大きく減らすことができる点でしょう。大掃除を思い出してもらえば分かると思いますが、家を丸ごと掃除をするのは大変です。ましてや、それがゴミ屋敷であればなおさらでしょう。特に、孤独死などをした家の場合、遺体の状態などによってはひどい悪臭や害虫の被害があり、一般の方には精神的にも大変です。しかし、プロなら技術や知識、道具などを持っていますから、素人がやるよりも数段早く丁寧にゴミ屋敷をキレイにしてくれます。また、業者によっては遺品整理士などの資格を持った作業員などが在籍しているのも大きなメリットです。遺品の供養についての相談やお寺様への手配などもしてもらえます。

3-2.清掃の流れ

業者によって流れは違いますが、大まかには以下のような形になります。

  1. まずは業者をピックアップし、見積もりの依頼をします。条件に沿えば、清掃依頼を行いましょう
  2. 訪問日時などを話し合って決めます
  3. 指定の訪問日にその場で査定が行われたのち、作業が始まります
  4. 不用品の仕分け作業を行います
  5. 不用品の運び出します
  6. 害虫駆除を行います
  7. 最後に部屋の中の掃除・消臭・消毒をしたら完了です

3-3.料金について

料金はゴミの量や家の大きさなどによって千差万別です。そのため、料金相場のようなものはありません。ただし、ゴミ屋敷と呼ばれるほどに大量のゴミがあるというのであれば、10万円~20万円以上は確実にかかってくるでしょう。また、特殊清掃や原状回復なども依頼するのであれば、さらにオプション料がかかってきます。

3-4.業者に依頼する際の注意点

清掃・整理業者は資格などを必要とせずに始めることができます。そのため、中には技術も知識もない業者も紛れているのです。遺品整理では供養の知識や形見の仕分けなど、しっかりとした知識が求められます。ですから、業者に依頼する際にはホームページや口コミなどを確認して、しっかりとした業者かどうか調べておきましょう。目安は「遺品整理士」や「特殊清掃士」などの資格を有しているかどうかです。業者ホームページなどに証書などが記載されていないか確認してみてください。

4.よくある質問

Q.業者見積もりにお金はかかるのでしょうか?
A.業者によって異なります。ちなみに、弊社では見積もりにお金は一切かかりません。気軽に見積もりの依頼をしてください。

Q.業者の作業中に立ち会いは必要ですか?
A.業者の方針によって異なります。たとえば、弊社では事前に作業内容を指示していただければ立ち会いは不要です。ただし、形見などの仕分けのこともあるので、できれば立ち会っていただいたほうが間違いがありません。

Q.作業にはどのぐらいかかりますか?
A.自力で作業を行うのであれば、1週間以上かかると見たほうがよいでしょう。業者に依頼するのであれば、ゴミ屋敷の度合いにもよりますが2~3日程度です。

Q.夜間の作業には対応してくれますか?
A.どの業者もできる限りは対応してくれるでしょう。しかし、近隣住民への配慮から、夜間作業を行えない場合もあります。

Q.業者とのトラブルにはどう対処すればいいのですか?
A.国民生活センターに相談するのがよいでしょう。国民生活センターは国民の消費活動における相談窓口です。行政の運営しており相談料が無料ですし、相談員は紛争解決のエキスパートなので、安心してご相談ください。

まとめ

いかがでしたか? 今回はゴミ屋敷の遺品整理に関する情報をご紹介しました。自力で家1軒の掃除を行うのは大変な労力を要します。特に、それがゴミ屋敷であればなおさらです。ですから、体への負担や時間効率を考えると、プロに依頼するのをおすすめします。今回の情報を参考にしてしっかりとした業者を見つけ、ゴミ屋敷の遺品整理を成功させてくださいね。