引っ越しを検討している方必見! 部屋の片付け業者のメリットとは?
引っ越しをする際に悩むことといえば、部屋の片付けではないでしょうか。ものが多かったり住んでいる家が大きかったりすると、自力で片付けるのは非常に大変です。そこで、今回は引っ越しの際などに便利な、部屋の片付け業者についてご紹介します。業者を有効活用して、ストレスのない片付けを実現させましょう。
- 部屋の片付けが必要な場面とは?
- 部屋の片付け業者について
- 部屋の片付けを業者に依頼しよう!
- 部屋の片付け業者にまつわるQ&A
この記事を読むことで、部屋の片付け業者に関する基本的な情報を得ることができます。悪徳業者に引っかからないためのポイントなど、知っておくべき情報が満載です。ぜひ、最後までお付き合いくださいね!
1.部屋の片付けが必要な場面とは?
1-1.引っ越し
引っ越しは片付けが必要になるケースの代表例でしょう。賃貸物件では原状回復が義務付けられていますから、引っ越し先に持っていかないものなどはすべて処分する必要があります。また、引っ越しの荷物をまとめる際にも、何がどこにあるのかを把握するために片付けが必要となるでしょう。
1-2.生前整理
生前整理とはその名のとおり、生きている間に自分の身の回りのものを整理することです。死後に遺族が遺品整理で困らないようにするために行います。また、家財を売却することでお金を作り、年金生活に備える意味で行う方も多いようです。
1-3.遺品整理
遺品整理とは、亡くなった方の残した家財やゴミなどを親族が処分することを言います。形見分けなどを行う上でも絶対に必要な作業です。また、場合によってはおたきあげなどをして供養も行います。
1-4.汚部屋(ゴミ屋敷)
特に若い方や独身の方などは部屋の掃除を怠りがちです。知らない間にひどく汚れてしまっていることもあるでしょう。そのような『汚部屋』では人を呼ぶことができませんし、部屋の機能も落ちてしまいます。何より、健康によくありません。汚れがひどい場合には片付けが必要となるでしょう。
2.部屋の片付け業者について
2-1.部屋の片付け業者について
最近、ゴミ屋敷や空き家問題などの影響もあって、部屋の清掃業の需要が高まってきています。片付け業者に頼めば、忙しくて時間がない方でも部屋をキレイにすることが可能です。もちろん、不用品の処分なども代行してくれますから、粗大ゴミやリサイクルが必要なテレビや冷蔵庫なども、まとめて処理してくれます。
2-2.依頼するメリット・デメリット
2-2-1.メリット
メリットは労力をかけずに片付けができるという点でしょう。ゴミ屋敷の片付けや遺品整理などとなると、家を丸ごと整理しなければいけません。自分たちで片付けるのは現実的ではないでしょう。また、業者はまとめて処分してくれます。粗大ゴミ・サイクル・不燃ゴミなど、処分方法が違うゴミも一度に回収してくれるので手間がかかりません。
2-2-2.デメリット
デメリットは費用がかかる点でしょう。一般的には容量で処分料が変わります。そのため、処分品が多ければ多いほど費用がかさんでしまうでしょう。また、業者とのコミュニケーションが不十分だったりいい加減な業者に依頼したりすると、捨てたくないものが間違って処分されてしまうことがあります。
2-3.注意点
片付け業者は基本的に特別な資格を持たずとも始めることのできる業種です。そのため、業者選びを適当に行うと、悪徳業者に引っかかってしまうことがあります。後述する『業者の選び方』を参考に吟味しましょう。
3.部屋の片付けを業者に依頼しよう!
3-1.業者の選び方
業者を選ぶ際には、以下の点に注意して選びましょう。
- 許認可を得ているか
- 複数社から見積もりを取って比較する
- 料金体系が分かりやすいか
- 対応は親切か
もちろんすべての項目にクリアしている方が良いのですが、一番重視したいのは許認可の部分です。産業廃棄物処理や古物商の許可を持っているかが大きな目安となるでしょう。資格を持っていない業者は不良業者の可能性が高いので避けてください。また、遺品整理を行う場合には、遺品整理士の資格を持っている業者をおすすめします。遺品整理に関わる知識を持っており、おたきあげなどにも協力してくれるからです。
3-2.料金体系について
片付け業者の料金体系はいくつか種類が分けられます。最も多いのは基本料金+処分品ごとの料金+オプション料金という形です。また、処分品ごとの料金+オプション料という形もあります。前者は基本料金がある分だけ処分品ごとの料金やオプション料が安いのが特徴です。後者は、基本料金がない分だけ、ほかの費用が高くなります。前者は大量処分に向いており、後者は少量処分に向いているでしょう。片付けの規模によって業者選ぶことが重要です。
3-3.作業の流れ
作業の流れは、簡単ですが以下のような形となります。
- 業者に見積もり依頼
- 指定日に訪問、および査定
- 片付け作業
- 支払い
3-4.こんな業者には注意しよう!
不用品回収業者の中には違法行為に手を染める悪徳業者が紛れています。以下のような業者には注意が必要です。
- 飛び込み営業をかけてくる
- 完全無料と言い張る
- 電話対応が悪い
- 口コミサイトなどで評判が悪い
何のアポイントメントも取らず、突然自宅に飛び込み営業をしてくる業者は要注意です。業績の好調な優良企業は飛び込み営業を行うことはまずありません。また、完全無料と言い張る業者も特に要注意です。片付けで出てくる不用品の中には貴金属など価値のある品物もあるので、買取して依頼料から割り引くことはあります。しかし、片付けの作業料金や不用品の処分費用などがすべて無料になるほどの買取金額になることはまずありません。
3-5.依頼・相談の方法
多くの業者は、電話とインターネットの両方から依頼や相談を受け付けています。電話で依頼する場合はレスポンスが良いという特徴があり、インターネットはメールで返ってくるので時間を気にせず依頼が可能です。
4.部屋の片付け業者にまつわるQ&A
Q.事前に仕分けなどをしておく必要はありますか?
A.基本的には業者が仕分け作業をしてくれるので必要ありません。ただし、作業中に立ち会いができない場合には、業者側と相談し、事前に重要なものは仕分けしておくことをおすすめします。
Q.夜間などでも作業をしてもらえるでしょうか?
A.業者によって対応できる場合とできない場合があります。また、騒音問題があるため、夜間対応の業者でも家の立地によっては難しいでしょう。
Q.処分してもらえないものはありますか?
A.業者によって違うでしょう。一般的にはシアン・ヒ素などの劇毒物や注射針などの感染性廃棄物・爆発物・PCB含有物・成分不明の薬品などは業者側では処分できません。
Q.見積もりにお金はかかりますか?
A.一般的には無料の業者が多いでしょう。安心して見積もりを依頼してください。複数の業者から見積もりを取り、比較して条件の良い業者を選びましょう。
Q.不用品回収業者とトラブルになった場合どこに相談すべきですか?
A.緊急でなければ国民生活センターに相談すると良いでしょう。国民生活センターは消費生活に関する相談を無料でしてくれます。行政法人ですので安心して相談しましょう。また、暴力・脅迫等の緊急のトラブルであれば、警察に通報するのも一つの手です。
まとめ
いかがでしたか? 今回は引っ越しなどの際に必要となる部屋の片付けに便利な片付け業者についてご紹介しました。引っ越しや遺品整理など大量に処分品が出る場合や、ゴミ屋敷など自力で片付けるのは大変な場合などに片付け業者はとても大きな味方になります。今回の記事を参考に、ぜひ依頼も視野に入れて検討してみてください。