通帳の廃棄方法を解説! 残しておいたほうがよい通帳の特徴は?

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「繰り越しで不要になった通帳がたくさんあるが、廃棄方法が分からない」と悩んでいる人はいませんか? 通帳はお金の流れが一目で分かってしまうものです。ですから、不要になった通帳はほかのゴミと同じように捨ててはいけません。また、故人の通帳も不用意に廃棄しないほうがよいケースもあります。今回は、通帳の廃棄方法や保管しておく期間などを紹介しましょう。

  1. 通帳の正しい廃棄方法
  2. 故人の通帳を廃棄する際の注意点
  3. 通帳の廃棄に関するよくある質問

この記事を読めば、廃棄してよい通帳と保管しておくべき通帳の違いもよく分かります。通帳の廃棄方法に迷っている人は、ぜひ読んでみてくださいね。


1.通帳の正しい廃棄方法

はじめに、通帳の正しい廃棄方法や、廃棄する際の注意点を紹介します。

1-1.通帳の保管期間はどのくらい?

繰り越した通帳は、家計管理に使わない場合はいつ処分しても問題ありません。ただし、家計を管理したりローンを組んだりするという場合には、1年分の金銭の流れが記載されている通帳は残しておいたほうがいいでしょう。また、確定申告の際に通帳の記載を領収書代わりにしている場合でも、5年分保管しておけば大丈夫です。必要ならば銀行に依頼すれば有料で取引記録を再発行してもらえます。ですから、通帳が何冊もたまって保管場所が大変という場合は、2年以上前の取引記録が記載されている通帳は廃棄してもいいでしょう。

1-2.通帳はシュレッダーにかけて処分

通帳は、記載された内容が分からないよう、シュレッダーにかけてから廃棄するのが最もおすすめです。住所・氏名・届出番号・届出印は、油性マジックなどで塗りつぶしたうえでシュレッダーにかけましょう。特に、届出印は判別ができる形で捨ててしまうと、悪用される可能性があります。シュレッダーがない場合は、ハサミで切りましょう。

1-3.銀行などで通帳を廃棄してもらうことは難しい

繰り越しをしてもらった直後ならば、銀行の窓口で古い通帳を廃棄してもよいか聞かれることもあります。通帳に記載されている金銭の流れを特に残しておく必要がない場合は、この時点で廃棄してもらうのがおすすめです。しかし、古い通帳だけを持ち込んで廃棄を依頼することはできません。何冊も通帳をためてしまうと、シュレッダーにかけるのも大変です。定期的に廃棄しましょう。

2.故人の通帳を廃棄する際の注意点

この項では、故人の通帳を廃棄する時期や注意点を紹介します。

2-1.故人の通帳は遺産相続の手続きが終わるまで廃棄しない

故人の通帳は、故人の財産や使ったお金の流れが分かる大切なものです。故人の預金残高はもちろんのこと、株や証券の配当金の分配状況、生前贈与の流れなどがすぐに分かります。特に、「すでに合併でなくなってしまった銀行に預金が残っていた」という場合、通帳がないと金銭を引き出すまで大変時間がかかることもあるでしょう。また、お金の流れがはっきりしていれば、税務署の調査が入った場合もスムーズにことが進みます。

2-2.廃棄するかどうか迷ったら税理士に相談

故人が大量に通帳を残している場合、すべてをとっておく必要があるか迷うこともあるでしょう。このようなときは、税理士に相談しましょう。税理士であれば、廃棄してよい通帳と残しておくべき通帳の区別がつきます。
また、合併してなくなってしまった銀行に預金が残っていると思われる場合は、合併して誕生した銀行に通帳を持参して問い合わせてみれば、預金が残っているかどうかが分かるでしょう。

2-3.不要になった通帳の廃棄方法

遺産相続も終わり不要になった通帳は、前述したのと同じ方法で廃棄してください。カードも残っている場合は、ハサミを入れましょう。通帳以外にも情報が流出すると困る書類がたくさんあり廃棄方法に困る場合は、有料で機密書類を廃棄してくれる業者や、遺品整理業者を利用すると安全に素早く通帳を廃棄できます。

3.通帳の廃棄に関するよくある質問

この項では、通帳の廃棄に関するよくある質問を紹介します。

Q.必要な通帳をうっかり廃棄してしまった場合、再発行は可能ですか?
A.はい。自分名義の通帳なら再発行できます。しかし、故人名義の通帳は再発行ができなかったり、時間がかかったりすることがあるので、気をつけてください。

Q.長年記帳していなかった通帳が出てきましたが、取引記録を記帳できるでしょうか?
A.何年も記帳していない場合、個々の取引記録は記帳できず、一括して「この期間の引き出し額、入金額」と記録されます。

Q.届出印がどれか分からなくなるので、確認のために古い通帳を残しておきたいのですが
A.届出印が載っている通帳を万が一盗まれた場合、印影を悪用される可能性があります。本人名義の通帳ならば届け出れば印鑑を変更することもできるので、安全のために古い通帳は破棄しましょう。

Q.相続が終わった後ならば、故人の通帳は廃棄してもかまいませんか?
A.故人が自営業をしており、税金の支払いなどが残っている場合は、それが終わるまで残しておきましょう。それ以外は、廃棄しても大丈夫です。

Q.通帳は、燃やしてもかまいませんか?
A.問題ありませんが、個人で紙類を不用意に燃やすと火事の危険があります。面倒ですが、シュレッダーやハサミで廃棄しましょう。

まとめ

いかがでしたか? 今回は通帳の廃棄方法を紹介しました。通帳は不用意に捨てると悪用される可能性もあります。個人情報が分からないよう、念入りに切ったり塗りつぶしたりして廃棄しましょう。また、故人の通帳は相続手続きが終わるまで保管しておいてください。