老前整理のメリットは? 失敗しないやり方や不用品の処分について

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第二の人生を謳歌(おうか)するためには、老前整理を行うのがおすすめです。不用品を処分し、シンプルに暮らすことができます。とはいえ、老前整理の進め方・いつごろから始めるべきかなどの疑問も出てくるでしょう。老前整理を実践しようと考えている方は、やり方や片付け方法などを覚えておくと安心です。

本記事では、老前整理のやり方をご紹介します。

  1. 老前整理とは?
  2. 老前整理のやり方
  3. 老前整理で出た不用品の処分方法
  4. 老前整理でよくある質問

この記事を読むことで、 老前整理で失敗しないためのコツなども分かります。快適な老後を過ごす準備を始めましょう。


1.老前整理とは?

老前整理をするメリットや始める時期などをご紹介します。

1-1.断捨離や片付けをするのが老前整理

高齢者は、ものを多く抱えていることが多いものです。年齢を重ねてから片付けをするのはとても大変な作業であるため、早い段階から断捨離や片付けを行い、すっきりした環境にしておくことを、老前整理といいます。生前整理が親族や子どものためであるのに対し、老前整理は自分のために行う作業だといえるでしょう。

1-2.老前整理をすることで第二の人生が楽しくなる

不用品に囲まれていると生活にも支障をきたします。また、定年後は現役時代とは必要なものも変わってくるでしょう。老前整理でものを整理することで、思考もまとまりやすく、ものの管理がしやすくなるのがメリットです。本当に必要なものも見えてくるため、第二の人生を楽しく過ごしたい方はぜひ実践しましょう。

1-3.元気で体が動くうちに始めるのが理想

老前整理は、高齢になってから始めるより、元気で体が動くうちに始めるのが理想です。40〜50代から始める方もいます。定年を機にという方も多いでしょう。老前整理は、不用品の処分など肉体作業を伴うため、気力や判断力がしっかりしている若いうちから、少しずつでも始めるようにするのがおすすめです。

老前整理は断捨離の一種と考えてもよさそうですね。
はい。まだ心身に余裕があるうちに持ち物を整理すれば、生前整理も楽になります。

2.老前整理のやり方

老前整理を実践するためには、流れやポイントを理解しておくことが大切です。失敗しないためのコツや注意点なども併せてご紹介します。

2-1.手をつける場所を決めて始める

老前整理をしようと意気込むあまり、いろいろな場所に手を出すのは危険です。収拾がつかなくなり、片付けが難しくなります。手をつける場所を決めておき、一気にやらないようにしましょう。片付けをする時間も上限を決め、負担にならないようにするのが、老前整理をうまく進めるコツです。

2-2.収納からものを出して中身を確認する

長年、収納にしまい込んでいたものは、中身を確認する作業から始めなければなりません。必要品・不用品の仕分けをきちんと行うためにも、収納からものを出して確認するようにしましょう。

2-3.処分に迷うものは保留にしてもいい

老前整理で断捨離を行う場合、必要品と不用品に仕分けをするのが一般的です。しかし、中には処分に迷うものも出てきます。すぐに判断できない場合は、いったん保留にし、一定期間が経過したら処分するなどのルールを決める方法がおすすめです。

2-4.完璧に終えようとしない

老前整理で老後の準備をするのはとてもいいことです。しかし、完璧な状態を目指すほど、心身共に負担を感じることがあります。楽しく作業を進めるためにも、完璧に終えようとせず、無理のない範囲で続けることが失敗しないためのコツです。

2-5.もったいない・いつか使うという気持ちを捨てることが大切

ものへの執着心を持ったまま、老前整理を進めると失敗してしまいます。もったいない・いつか使うという気持ちを捨て、思いきって断捨離を実践しましょう。思い出の品などでも場所を取る場合は、写真に撮って記録を残す方法もあります。なるべくシンプルな環境にすることを意識し、老前整理を進めてください。

2-6.一人で抱え込まず、プロに依頼する方法もおすすめ

老前整理を自力で行う自信がない・ものが多すぎて難しいという方は、一人で抱え込まず、プロに依頼する方法も考えてみましょう。生前整理や遺品整理などを手がける業者や、家の片付けを請け負う業者では、老前整理の手伝いをしてくれます。業者の力を借り、短期間で終えるのもコツです。

老前整理は時間をかけて行ってもいいんですね。
はい。引っ越しのように期限が決まっているわけではないので、ゆっくりとやっていきましょう。

3.老前整理で出た不用品の処分方法

老前整理で断捨離を行うと、大量の不用品が出ます。不用品の処分方法を覚えておきましょう。

3-1.自治体回収

不用品をゴミとして処分するなら、自治体回収を利用するのが費用負担が少ない方法です。ただし、自治体では分別ルールを定めているため、ルールに従った処分をしなければなりません。また、近年は、環境保護などを目的とし、リサイクルが推進されています。ゴミとして処分する以外の方法も検討しましょう。

3-2.譲る

知人に譲る方法も、1つのリサイクルです。趣味のものやコレクションなどは、愛好家なら欲しいという人もいるでしょう。大型製品などの場合、運搬が難しいケースがあります。引き取りに来てもらうなど、負担がないように工夫しておきましょう。また、自治体の広報や掲示板などを利用し、引き取り手を募る方法もあります。ただし、すぐに引き取り手が見つかるわけではないため、時間がかかることを想定しておいてください。

3-3.リサイクルショップなどに売る

価値が残っているものは、リサイクルショップなどに売却する方法がおすすめです。リサイクルショップで査定を受けるためには、持ち込みが必要になるので、事前に買取対象となるかどうかを確認しておきましょう。また、買取価格はショップごとに異なるので、複数のショップで査定を受け比較することが大切です。買取が成立すれば、収益を得られるメリットがあります。

3-4.不用品回収業者なら出張対応をしてくれる

重たいもの・かさばるもの・買取に出したいものが多いという場合は、出張対応をしてくれる不用品回収業者に依頼すると便利です。不用品回収業者では、不用品の処分と買取を同時に依頼できます。迅速な対応も魅力で、老前整理の断捨離で出た不用品を素早く処分したい場合に適している方法でしょう。ただし、出張費用がかかることが多いため、料金設定などをチェックすることをおすすめします。

3-5.ネットオークションなどの個人売買は時間がかかる

ネットオークションやフリマアプリを使った個人売買は、近年活発化しています。希望価格での出品が可能で、誰でも利用できるのがメリットです。しかし、売却までに時間がかかり、買い手が現れない可能性もあります。また、老前整理では大量の不用品を処分することになるため、1つずつを出品していくのは大変労力がいる作業です。不用品の大部分を業者などに依頼し、希少価値があるものだけ個人売買で出品するなど、売却成立に結びつけやすい方法を考えるようにしましょう。

3-6.不用品の処分は効率よく進めることが大切

老前整理を終えても不用品が家に残っていては、生活にも支障をきたし、過ごしにくさを感じます。老前整理は、不用品の処分まで行うことで完結するため、効率よく処分できる方法を考えることが大切です。特に、保管場所がない家庭では、迅速に処理できる不用品回収業者を利用するなどの方法を考えてみましょう。

不用品の処分方法もいろいろあるんですね。
はい。事前に調べておけば選択肢も増えます。

4.老前整理でよくある質問

老前整理に関する疑問を集めました。これから老前整理を実践する予定の方は、ぜひご一読ください。

Q.老前整理をしても、数年後に元の状態へ戻るのではないかと不安に感じる場合は?
A.老前整理で断捨離をしたら、環境維持に努めることが大切です。無駄なものは買わない・定期的にものの見直しをする・片付けを意識するなど、普段からわずかな行動を起こすことで、環境維持は実現できます。リバウンドしないためにも、老前整理後の意識改革は実践してください。

Q.実家に暮らす親の老前整理は手伝うべきか?
A.老前整理は、人手があったほうがはかどります。時間が許すようなら、一緒に老前整理を行いましょう。作業を手伝う前に、老後はどんな暮らしがしたいのか・必要なものは何かなどを聞き出しておくと、親の意向を反映した老前整理が実現しやすいものです。

Q.セミナーに参加すると、老前整理が進めやすくなるのか?
A.はい、進めやすくなります。近年は、終活ブームとなっているため、各地でセミナーが開催されているのです。老前整理に関するセミナーでは、進め方や老後の暮らしについてアドバイスしてもらえるので、自己流で進めるより効率のいい老前整理ができるでしょう。

Q.1日にどのくらいの時間を老前整理にかけたらいいのか?
A.1日15分程度で構いません。無理のない範囲で継続することが大切です。毎日少しずつ取り組むことで、小さな達成感を抱くことができ、老前整理への意欲が湧いてきます。

Q.40〜50代で老前整理を始めるメリットとは?
A.若いうちに老前整理を終えておけば、定年後にゆとりを持って過ごすことができます。定年後は、社会とのつながりが気薄になるため、行動を起こすのが面倒に感じることがあるでしょう。シンプルな暮らしができるように準備しておけば、老後も活動的に過ごすことができます。

まとめ

老前整理は、自分の老後を暮らしやすくするための活動です。断捨離や不用品の処分など肉体的負担を伴う作業であるため、なるべく気力や判断力がしっかりしているうちに行いましょう。40〜50代に終えておけば、安心して定年を迎えることができます。老前整理は、完璧にしようとしない・短時間で少しずつ取り組む・使わないものは思いきって処分することがポイントです。第二の人生を謳歌(おうか)するためにも、老前整理を実践しましょう。