いらなくなった衣類ってどうするの?捨てるタイミングや基準は?

もう着ないけど捨てるに捨てられない衣類が大量にある!そんな人もいるでしょう。破れたなどのアクシデントでもない限り、なかなか衣類を捨てるタイミングがつかめません。ここでは、衣類の捨てるタイミングや手放すときの基準を紹介したいと思います。
1.衣類を捨てるときの判断基準
基本的に捨てる服の基準は、「状態が悪いもの」と「自分に合わないもの」です。
1-1.状態の悪い服は捨てましょう
- しみや黄ばみなどの汚れがついている服
- 色あせがある
- 縫い目がほつれている
- 虫食いがある
- なぜか臭う
上記のような状態の服は処分対象です。
しみ抜きすれば着られるから!縫い目は直して着る!と思われるかもしれません。しかし、実際に直しますか?といわれたら直さない方が多いでしょう。しみ抜きしても落ない場合もありますし、かといってクリーニングに出すほどの価値はないなど。状態が悪い衣類は、絶対に今後手をつけることはありません。思い切りよく捨てましょう。たとえリサイクルショップに持っていったとしても断られる可能性が高いためおすすめしません。洋服の寿命と思えば、あきらめもつきます。購入したときの金額に惑わされないようにしましょう。高くても安くても、状態が悪くなればそれは寿命です。
それでも、絶対に残しておきたい服ならばすぐに直して着られる状態にして保管します。
1-2.自分に合わない服は処分する
自分に合わない服とは一体どんな服でしょう。
- 購入したのにまったく袖を通していない
- タグつきのまま放置している
- 体形の変化でサイズが合わなくなった
などが、自分に合わない服といえます。体形の変化は、ダイエットしたら着られるから!と思われるかもしれません。もちろん、モチベーションアップになる服なら残す価値はありますが、そうでなければ捨てましょう。いざ痩せてきれいになったら新しい服が欲しくなるものです。
タグつきのまま放置している服は、その瞬間は欲しかったものでも結果的に着ないなら処分。デザインや生地の素材、着心地など無意識に気になっているのかもしれません。ただし、捨てるにはもったいないでしょうから、量が多ければ不用品回収業者に依頼するといいでしょう。少なければリサイクルショップに持ち込むといいですね。処分した服で新しい服が買えます。
2.衣類を捨てるタイミング
断捨離をしたいと思ったときも引っ越しのときも、一番難しいのは衣類ではないでしょうか。放置したところで腐るものではありませんし、着られそうなものをわざわざ捨てることはしません。1枚1枚の単体で見ればかさばるものでもないですね。
しかし、それをよしとしていては積もり積もって収納が服であふれかえってしまいます。そんな人ほど、毎日の服に悩まされているのではないでしょうか?「たくさん持っているのに着る服がない!」そんな経験があるなら、衣類を見直し捨てる絶好のタイミングです。
また、衣替えシーズンや引っ越しも衣類を捨てる最高のタイミングといえます。衣替えのときなら、しまうときに区別して本当に来シーズンも着用するかどうかを考えて必要なものだけ残しましょう。子供服なら、来シーズンにサイズアウトしている衣類は処分対象です。引っ越しのときなら、荷物は極力少なくしたいでしょうし、しっかりと断捨離する良いタイミング。必要最低限の服だけ残して、一切処分するというのもいいでしょう。
3.どうしても捨てられない場合の対処法
「高かったから!」「思い出が詰まってるから」と、思いきって捨てようと思ってもなかなか捨てられないこともあります。そんな、どうしても捨てられないときはどうすればいいのでしょうか?
3-1.自分に合わせてみる
まず、姿見の前で合わせてみましょう。鏡の中の自分と、その衣類は合っていますか?
- 顔色が悪く見える色合い
- 肌触りが悪い
- 袖や丈などのサイズが合っていない
- 体形が悪く見える
- 時代遅れでダサい
など、少しでも気になったならそれは処分するタイミングです。もし、「なんでもっと早く着なかったの?!すごく似合ってるしステキ!」と思うなら、それは残しておいていいでしょう。残す価値があります。不満が少しでもあるなら、この先着ることはまずないでしょう。もったいないと思わずに処分です。
ただ、自分に言い聞かせることも大切。捨てると思うからもったいないのです。不用品回収などで買取ってもらえば、新しい服を買う軍資金ができます。そう思えば手放しづらい感覚も軽減するのではないでしょうか。
3-2.考え方を変える
もし、「やっぱり、どうしても捨てられない!」と処分を躊躇(ちゅうちょ)してしまう場合。それは精神的な面が邪魔している可能性が高いでしょう。
- 高かったのに捨てるなんて無理
- いつか着るときがくるから
- まだ着られるのにわざわざ捨てなくても
上記に当てはまっていませんか?そう思っている人は、考え方を変えてみましょう。
高かったから!に固執している場合、そもそも高い買い物したことが失敗だった可能性があります。買ったことを後悔して、その服を見るたびにイライラが募っているのではないでしょうか?そこは、勉強したと思って処分します。
いつか着るから!まだ着られる!と思っていてる場合。いざ着るときにはすでに時代遅れです。大切にしまっておいて出してきたら虫食いだった!なんてことにも。まだ着られるからと思うなら、今必要としている人のところへ行った方がその服も幸せだと思いませんか?不用品回収やリサイクルショップに持ち込みましょう。誰にも着られることなくしまわれている方がよほどもったいないです。
まとめ
いかがでしたか?衣類を捨てるのは難しいですが、考え方を変えてみれば意外と簡単です。子供服の場合はなおさら不要になる服が多いですし、頻繁にサイズの見直しが必要でしょう。サイズアウトしたものは、必要としている人のところへリサイクルするといいですね。布としての価値しかなくなってしまった衣類は、布として使わないなら処分しましょう。ある程度割り切って処分していかなければ、結果的にいつまでも今のままです。