ご先祖様を敬いながら仏壇を処分したい! 心も整理できる4つの方法

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事情があって、仏壇を処分しなければならなくなった。でも、どうやって処分したらいいのか、悩んでいる方は多いでしょう。仏壇には、魂が宿っているといわれます。きちんと供養して処分したいですよね?ご先祖様や故人を敬い、自分でも心の整理ができる。そんな仏壇の処分法4つを紹介します。

  1. 仏壇の処理が必要なとき
  2. 仏壇を処分する前に
  3. 処分の際は仏壇供養
  4. 仏壇を自分で捨てる
  5. 仏壇・仏具店で処分する
  6. お寺にお願いして処分する
  7. 不用品回収業者に依頼する
  8. 仏壇処理のここが知りたい!

仏壇を処分するときには、ご先祖様や故人に対して、申し訳ないという気持ちになってしまいます。でも、儀式にのっとって、きちんと処分すれば大丈夫。礼を尽くせば、魂は天界に還(かえ)ってくれます。何より、あなたの気持ちも整理され、前向きな生き方ができるでしょう。


1.仏壇の処分が必要なとき

仏壇の処分が必要な場面は、いくつかのケースがあります。現代ならではの事情も浮かび上がってきました。

1-1.実家を整理することになった

実家に住む人がいなくなり、実家そのものを整理するようなときです。ご先祖様が入っていた仏壇は、できたら自宅に来てもらいたい。だけど、手狭で置く場所がなく、やむなく処分するようなケースです。「せめて、位牌だけは」と、自宅の仏壇に入れる方もいます。核家族化が進み、先祖代々の仏壇を処分しなければならないケースが増えてきました。

1-2.遺品整理で処分することになった

離れて暮らしていた肉親が亡くなり、遺品整理で仏壇を処分するケースです。処分する理由は、実家の整理をするときに近いものがあります。

1-3.引越しで手狭になった

転勤で引越しをすることになった。でも、引越し先の物件は、手狭で仏壇を置く場所がない。そんなケースです。小さな仏壇を購入する方もいます。昨今の住宅事情を反映した処分です。

1-4.住宅の新築で買い替えた

住宅を新築するときに、仏壇を新しく買い替えるようなケースです。ご先祖様や故人の魂を新しい仏壇で引き継ぐので、古い仏壇を処分するときの辛い気持ちも、少しは和らぎます。

1-5.継承者がいない

高齢化社会になり、単身で生活する高齢者が多くなりました。しかも、生涯独身の方が増えています。継承者(肉親)がいないので、処分せざるを得ない。そんなケースが増えています。

一例をあげると、高齢者の福祉施設(老人ホーム)に入るとき、仏壇を処分するケースです。老人ホームの狭い部屋に、大きな仏壇を入れるのは無理があります。このため、部屋に入る小さな仏壇に買い替える人がいるのです。高齢化社会を象徴する例といえます。

仏壇を処分する機会は誰にでも起こりうることなんですね。
はい。家に仏壇がある人は、念のために処分方法を知っておきましょう。

2.仏壇を処分する前に

仏壇の処分法は、後述して4つの方法を紹介します。また、いい仏壇は、買取も可能です。処分法を知る前に、以下のような点について考えてみませんか?

2-1.仏壇・仏具の素材

仏壇は、欅(けやき)や屋久杉など、国産の銘木でつくられてきました。最近では、黒檀(こくたん)など、外国産の木材を使った仏壇も多くあります。いずれも、重厚で存在感がある木材です。さらに、金属なども使用されています。

仏壇は、日本の伝統工芸品です。処分するときに、一部を残すことを考えてみてはいかがでしょうか。記憶としての仏壇の継承になります。銘木の一部を利用し、小物入れなどにつくり直す人もいるほどです。処分の前には、後述する閉眼(へいげん)供養が必要になります。

2-2.粗大ごみとして処分していいの?

仏壇を粗大ごみとして出すなんて、罰当たりな行為だ。そんな思いから、粗大ごみとして出すことに、抵抗感を覚える方は多いでしょう。

しかし、粗大ごみとして処分してもかまいません。ただし、ほかの粗大ごみと同じ感覚で捨てるのは禁物です。処分する前に、必ず閉眼(へいげん)供養をしてください。

2-3.位牌の処分方法

仏壇を処分するとき、中に入っていた位牌はどうしますか?この点も、処分する前に考えておくべきです。ほとんどの方は、仏壇と一緒に処分します。あるいは、位牌は手元に置いておく方法もあるでしょう。仏壇に入れてあげることはできないけど、部屋の中に専用のスペースをつくり、位牌を置いている方もいます。今日の住宅事情を考えると、決してダメだと否定はできないでしょう。

位牌は、木製のほかに、ガラスやクリスタル製もあります。ごみとして捨てる場合は、自治体のルールに沿ってください。

2-4.仏具の処分方法

仏壇には、位牌以外にも、さまざまな仏具が置かれています。代表的な仏具は、香炉(線香立て)・しょく台(ロウソク立て)・花立ての3つ。仏壇があるご家庭なら、最低、備わっているはずです。仏壇を処分するときには、仏壇は何もない状態にしなければなりません。すべての仏具を取り出してください。

仏壇の処分に当たっては、仏具の処分方法も考えておく必要があります。一番いいのは、仏壇と一緒に処分することです。いうまでもなく、供養した上で処分する必要があります。小さいからと、ごみ袋に入れて捨てるような行為は、絶対にやめてください。

仏壇はゴミとして処分できるんですね。
はい。しかし、心理的な抵抗がある方は、しっかりと手順を踏んでから処分したほうがよいでしょう。

3.処分の際は仏壇供養

仏壇を処分するときには、必ずやっていただきたいことがあります。仏壇供養です。供養しなければ、ご先祖様は、天界に還(かえ)ることができません。仏壇を処分するとき、不可欠の仏教儀式です。

3-1.仏壇供養とは

供養とは、亡くなった方の冥福を祈ることです。そして、仏壇には、亡くなった方の魂が宿っているとされています。ですから、仏壇を処分するときには、亡くなった方と同じように、仏壇供養をしてあげることが大切です。

供養の方法としてよく知られている儀式に、「お焚(た)き上げ」があります。魂を天界に送りだす儀式です。供養して魂を抜いたあと、燃やして処分します。でも、最近は、環境問題などから、お焚(た)き上げがしにくくなってきました。
仏壇供養は、菩提(ぼだい)寺にお願いするのが基本です。

3-2.閉眼(へいげん)供養

仏壇を処分するとき、やらなければならないことは、閉眼(へいげん)供養(魂抜き)です。仏壇に入っているご先祖様の魂を、抜いてもらう儀式になります。

仏壇を購入した方なら、開眼供養をしたことを覚えていらっしゃるでしょう。先祖代々、受け継がれてきた仏壇なら、ほぼまちがいなく開眼供養が行われています。
開眼供養とは、仏壇に魂を入れる儀式です。ですから、処分するときには、入れた魂を抜くことが必要になります。必ず実行しなければならないことです。

でないと、処分されたご先祖様の魂は、宿る場所をなくし、さまよってしまいます。
仏壇を購入したとき、開眼供養はしなかった。だから、閉眼(へいげん)供養をしないで処分しても構わない。理屈ではそうなります。

でも、どうでしょうか。仏壇には、自然と魂が宿るとされています。しかも、あなたは、仏壇の中に位牌を入れていたはずです。開眼供養という正式な法要はしなくても、実質は魂が入っていることになります。それに、あなた自身、心の中で仏壇には魂が宿っていると思っていたでしょう。

だったら、開眼供養をしていなくても、閉眼(へいげん)供養をすることをおすすめします。魂を天界に送り届けると同時に、あなたの心の隅にある重い気持ちを、きっと解消してくれるはずです。開眼供養をしていない仏壇でも、閉眼(へいげん)供養をしてくれるお寺はあります。

3-3.位牌の魂も抜く

位牌は、ご先祖の魂そのものです。四十九日法要のとき、魂入れをして仏壇に入れます。ですから、処分するなら、仏壇と同じように魂抜きをしなければなりません。お寺に納め、お焚(た)き上げをしてもらって処分するのが基本です。魂抜きをしない処分は、絶対にしてはいけません。

3-4.仏壇を処分したあとの供養は?

仏壇を処分したあとも、できるだけ供養を続けていってください。

この記事では、3つの方法を紹介します。

お墓参りをする

仏壇は処分しても、お墓はあるはずです。お寺や霊園のお墓参りをしましょう。仏壇処分後のいい供養法です。

永代供養

遠隔地にお墓があり、お墓参りができないこともあるでしょう。そんなときには、永代供養という方法があります。あなたに代わって、お寺がずっと供養してくれます。

手元供養

遺骨を身近に置いた供養を、手元供養といいます。仏壇を処分するとき、ご先祖様から伝わる品などがあるなら、身近に置いてはどうでしょうか?ご自分に供養する気持ちさえあれば、立派な供養になります。

仏壇を処分したあとで重要なのは、心の中に供養する気持ちをもつこと。供養する気持ちさえあれば、どんな供養方法でも、ご先祖様は喜んでくれるでしょう。
次項からは、具体的な仏壇の処分方法を紹介します。ケースによっては、買取による処分も可能です。

仏壇を供養して魂を抜けば、処分できるんですね。
はい。菩提寺(ぼだいじ)がある場合は、住職に相談してください。

4.仏壇を自分で捨てる

仏壇は、自分で捨てることが可能です。最も安く、しかも安心して処分する方法があります。自治体に粗大ごみとして出す方法です。ただし、処分する際には、必ず閉眼(へいげん)供養をして、魂を抜いてください。普通のごみではありません。

4-1.自治体に聞いてみよう

木製の仏壇は、ほとんどの自治体で、粗大ごみとして回収可能です。しかし、自治体によって回収のルールが違います。依頼する前に、問い合わせるか、ホームページで確認しましょう。最低でも押さえておくべき点に、以下のような項目があります。

  • 大きさに制限があるか
  • 引き取りに来てくれるか、持ち込みか
  • 処分費用はいくらか

4-2.解体が必要な場合がある

大きさに制限がある場合、規定の範囲内に解体する必要があります。重厚で硬い木材でできているだけに、仏壇の解体は大変です。

先祖から受け継いできた大型の仏壇は、素人が解体するのはほとんど無理といえます。大工さんなど、プロにお願いしなければならないでしょう。

仏壇を解体するときは、くれぐれもケガにご注意ください。仏壇には、金属類も使われています。自治体のルールにしたがって、分別して処分してください。

4-3.どうやって運ぶかも重要

誰がどうやって運搬するかも、重要な点です。自治体が引き取りに来てくれる場合は、問題は少ないでしょう。引き取ってもらう日に、家の外に出しておけば済みます。ところが、大きな仏壇だと、屋外に出す作業が大変です。結局、解体することになります。

自分で集積場まで持ち込む場合、仏壇の大きさと重さは、最大の問題です。家の外に持ち出す作業に加えて、小型トラックなどに乗せる作業、集積場まで運搬する作業が加わります。場合によっては、運送業者に依頼した方がいいでしょう。

となると、直接的な処分費用は安くても、間接費用がかかり、結局は高額になってしまう可能性があります。

4-4.メリットとメリット

自分で粗大ごみとして処分する場合のメリットは、次のような点があります。

安く処分できる

費用は仏壇の大きさで変わりますが、2,000円程度で処分できます。小さく解体すると、燃えるごみとして無料で処分できる自治体もあります。

安心して処分できる

自治体が責任をもって処分してくれるため、不法投棄などのトラブルをなくせます。

一方、デメリットは次のような点です。

手続きが煩わしい

処分は予約制です。事前に処理券を購入する必要があります。

割高な場合もある

大型の仏壇を処分するときには、間接費用に注意が必要です。

ちょっと抵抗はありますが、自分で処分することもできるんですね。
はい。最近はコンパクトな仏壇も増えているので、自分で処分する人もいます。

5.仏壇・仏具店で処分する

5-1.買い替えの場合は仏壇・仏具店

仏壇・仏具店にお願いして処分する方法もあります。新しい仏壇に買い替えるとき、おすすめの方法です。ほとんどのお店は、古い仏壇を引き取ってくれます。購入する前に確かめておくといいでしょう。

仏壇の引き取り・閉眼(へいげん)供養・処分までを、まとめてやってくれるお店もあります。ただし、まちがいなくやってくれるか心配です。手抜きするお店もあると聞きます。

お寺と提携しているお店、あるいは、証明書を出してくれるお店なら、信用できるでしょう。

5-2.料金は割高になる

仏壇・仏具店に処分を依頼するときには、当然ですが、お金がかかります。しかも、粗大ごみとして処分する場合に比べ、割高というより高額です。一桁違います。高さが1m未満の仏壇でも、2、3万円くらいは見込んでください。大きくなるにしたがって、費用はかかってきます。大型の仏壇だと、10万円くらいになるケースもあるでしょう。自宅にきてもらい、見積もりをもらってから判断してください。

閉眼(へいげん)供養もお願いするなら、さらに費用がかかります。最低でも1万円は必要です。また、位牌は、1つ3,000円程度が目安になります。

無料で引き取るお店もあるようです。しかし、常識で考えて、処分にはお金がかかります。閉眼(へいげん)供養も含めて無料という場合には、疑うくらいの慎重さが必要です。閉眼(へいげん)供養なしで処分される心配があります。

5-3.メリットとデメリット

以下のようなメリットがあります。

  • 購入と処分が同時にできる。
  • 宗派に関係なく、基本的にどんな仏壇でも引き取ってくれる。

デメリットは、処分費用が高いことです。必ず事前に確認してください。

なじみの仏壇・仏具店がある場合は、回収してもらうといいですね。
はい。大きな仏壇はひとりで処分するのも大変です。

6.お寺にお願いして処分する

6-1.一番安心なお寺での処分

お寺にお願いするのは、最も安心できる処分法です。閉眼(へいげん)供養を含めて、心がこもった処分をしてくれます。菩提(ぼだい)寺があるなら、相談してみてください。親身になって、話を聞いてくれるはずです。

菩提(ぼだい)寺がない場合は、お近くのお寺に相談する方法があります。その際、宗派が異なるお寺は避けた方が無難です。断られる可能性があります。同じ宗派なら、ほとんどのお寺は、引き受けてくれるでしょう。

6-2.気になる料金

お寺に処分をお願いするときの不安は、おそらくお布施などの料金ではないでしょうか。基本的には、有料になります。問題は、どのくらいの料金がかかるかという点です。お寺によって、料金は変わります。しかも、料金はオープンではなく、お寺には聞きにくいものです。「お気持ちだけで結構です」なんていわれると、かえって困ってしまいます。

お寺に料金のことを聞くのは失礼だから、黙って請求を待つことにした。すると、びっくりする金額だったという例もあります。後悔しないためには、「どれくらいかかるのでしょうか」と聞いてもいいでしょう。「お気持ちだけで」といわれたら、檀家(だんか)の方に相談する方法もあります。

6-3.メリットとデメリット

お寺に依頼するメリットをまとめます。

  • 確実で安心して処分できる。
  • 閉眼(へいげん)供養もしてくれる。

デメリットというより不安な点は、料金が不透明な点です。

お寺に依頼しても処分できるんですね。
はい。ただし、どのお寺も仏壇を処分してくれるとは限りません。

7.不用品回収業者に依頼する

7-1.どんな仏壇でもOKの回収業者

「粗大ごみとして処分するのは抵抗がある」「仏壇・仏具店にお願いしたら、購入しないとダメと断られた」「処分してくれるお寺を探したが、近くに見つからない」こんなときは、不用品回収業者に依頼してはいかがでしょうか?不用品回収業者なら、どんな仏壇でも引き取ってくれます。

特に、遺品整理と合わせて仏壇を処分する場合は、不用品回収業者がおすすめです。仏壇以外の不用品を、まとめて引き取り、廃棄・処分してくれます。いい仏壇だったら、買取もOKです。

7-2.業者選びのポイント

仏壇の処分に困ったときには、不用品回収業者は、とても頼りになる存在です。しかし、どんな業者に依頼してもいいというわけにはいきません。ご先祖様や故人の魂が宿っている大切な仏壇です。信頼できる業者を選び、正しく処分しましょう。
業者選びのポイントを整理しました。

仏壇処分に精通した業者を選ぶ

仏壇という特別な品の処分です。仏壇の処分に慣れた業者を選んでください。遺品整理士がいる業者なら、処分の方法を熟知しています。

お寺と関係が深い業者を選ぶ

閉眼(へいげん)供養も一緒にお願いするとき、重要なポイントです。閉眼(へいげん)供養をするお寺がある業者にしてください。

見積もりは無料の業者を選ぶ

見積もり無料の業者が原則です。見積もり後、追加料金はない業者を選んでください。

7-3.仏壇を仏壇として扱ってくれるの?

仏壇は、遺品、しかも思い入れが強い品でもあります。ですから、不用品回収業者に依頼するときは、遺品、思い出の品として扱い、心がこもった処分をしてくれる業者に依頼することが重要です。

ごみとして扱われたら、依頼する方としては、悲しくなってしまいます。こうした事態を招かないためには、業者選びのポイントであげた、遺品整理士がいる業者にすべきです。依頼者の立場に立って、大切に扱ってくれます。

7-4.メリットとデメリット

どんな仏壇でも処分

仏壇の「大小」や「古い」「新しい」にかかわらず、どんな仏壇でも引き取り、処分してくれます。

スピーディーな対応

電話1本で駆けつけてくれます。

まとめて処分

仏壇以外に、不用品をまとめて処分してくれるため、安く処分することが可能です。

一方で、デメリットもあります。

処分費が割高

粗大ごみとして処分する場合に比べ、割高になります。

悪質な業者

不用品回収業者の中には、悪質な業者もいます。

7-5.料金の目安は?

不用品回収業者に依頼する場合は、必ず見積もりをもらうようにしましょう。料金体系が業界全体で整備されていないため、業者によって料金が違うためです。大まかな目安は、仏壇・仏具店の処分を参考にしてください。同程度か、できれば安い金額が理想です。複数の業者から見積もりをもらうようにしましょう。目安となる料金が見えてくるはずです。

7-6.業者選びの注意点

デメリットのところでふれたように、悪質な業者もいる業界です。慎重に選ぶ必要があります。古物商や産業廃棄物収集運搬の資格がある業者は、信頼できる確率が高いといえるでしょう。資格がない業者は、あとでトラブルなることがあります。注意してください。

なじみの仏具屋や菩提寺がない場合は、この方法がおすすめですね。
はい。大型の仏壇でも回収してもらえます。

8.仏壇処分のここが知りたい!

Q.閉眼(へいげん)供養をすれば、本当に粗大ごみとして処分していいのでしょうか?よくないことが起きないか、不安です。
A.粗大ごみとして、処分してかまいません。魂を抜いた仏壇は、購入する前の状態と同じです。魂が入っていない仏壇は、普通の箱と思ってください。不要なら、処分してかまいません。気にしないでください。

逆に、開眼供養をしていないから、簡単に粗大ごみに出せるはず。そう考えるのは性急といえます。理屈ではそうでも、今まで位牌などを置いていた場所です。開眼供養をしていなくても、閉眼(へいげん)供養をする。そんな配慮をして処分するなら、余計な不安をかかえることもなくなるでしょう。

Q.自分で購入した小さな仏壇があります。開眼供養を知らず、やっていませんでした。今からでもいいのでしょうか?
A.購入してすぐに、開眼供養をしてほしかったですね。でも、知らなかったのなら、仕方ありません。今からでも大丈夫です。将来、閉眼(へいげん)供養をするためにも、ぜひ、開眼供養をしてください。お寺にお願いすれば、快く供養してくれます。

Q.老後に備えて、菩提(ぼだい)寺をつくりたいと考えてきました。檀家(だんか)になるには、どうすればいいのでしょうか?
A.いいお寺が見つかったとしましょう。檀家(だんか)になるには、入檀料(にゅうだんりょう)というお金が必要です。納める金は、地域やお寺によって違います。相場は10万円~30万円くらいです。でも、檀家(だんか)になると、供養などで、いろいろと優遇してもらえます。もちろん、仏壇供養の場合も同様です。

Q.開眼供養や閉眼(へいげん)供養には、どれくらいのお布施を用意すればいいのでしょうか?
A.地域や宗派、さらに、お寺ごとでもお布施の額は違います。1万円から10万円まで幅があるといわれるほどです。思いきって、お寺にうかがってみてはいかがでしょうか?決して失礼にはならないと思います。

Q.田舎で一人暮らしだった肉親が亡くなりました。遺品整理をしたいと考えています。仏壇だけでなく、ほかの不用品も処分したいのですが・・・。
A:遺品整理をするなら、お寺などではなく、遺品整理をしてくれる業者に依頼してください。仏壇も含めて処分してくれます。

賃貸住宅にお住まいだったら、遺品整理だけでなく、お部屋の原状回復工事や特殊な清掃まで、一貫したサービスを提供してくれる業者がいいでしょう。部屋の明け渡しが迫っているときには、とても助かります。

まとめ

ご先祖様に非礼にならず、天界に還(かえ)っていただく。しかも、自分の心も整理できる4つの処分法を紹介しました。仏壇は、仏事に沿って処分すれば、何の問題もありません。ご自分の気持ちを整理するためにも、正しい処分法を心がけてください。